どうもHOSHです。
安全第一
安全に自転車を楽しむためにはヘルメットの着用が最低条件。
しかも自分で身を守れない1歳児となればなおさらのこと。
しかし、いくら普段から自転車に乗っている人でも幼児用ヘルメットにまで詳しい人は少ないのではないでしょうか?
そこで今回は1歳になったわが子に被せるヘルメットを購入する際に重視したポイントや考慮すべき点についてまとめたので、情報を共有しようと思います。
普段から自転車に乗る方でも、そうじゃない方にも参考になると思うためヘルメットの購入を考えている方はぜひ参考にしてみてください!
考慮すべきポイント
サイズについて
ヘルメットを探す前にきっと帽子を購入したことがあると思うので、知ってるよって方もいるかもしれませんが1歳児の頭の大きさはおおよそ46cm。
もちろん成長には個人差がありますし、頭の小さいお子さんもいると思うので一概には言えませんが平均的なサイズは46cmくらいだそうです。
幼児用のヘルメットをリリースしているメーカーで1歳児用を探せばだいたい46〜47cmくらいからのサイズ展開になっています。
サイズの合わないヘルメットをかぶるというのはなかなか不快なもの。
一緒に自転車で出かけたいのにヘルメット嫌いになってしまっては元も子もないので、出来るだけ最適なサイズを選びたいものです。
フィットについて
脚の長さや顔立ちと同様に基本的に欧米人とアジア人では頭の形が違います。
一般的に欧米人の頭は楕円、アジア人は円に近いと言われています。
大人用のヘルメットでは欧米人向けのUSフィットとアジア人向けのアジアンフィットが用意されている場合がありますが、幼児用ヘルメットではどちらかのみの様です。
このフィットのせいで、きちんと頭のサイズを測定していたとしても「なんかキツいな、、」ということも少なくありません。
特にUSフィットしかないヘルメットの購入を考えている場合は、実際に試着してみることをお勧めします。
軽さについて
言うまでもありませんが、ヘルメットは軽いにこしたことはありません。
大人がかぶるなら多少の我慢もできますが、自分の子供にかぶせるなら少しでも軽いものを選んであげたいです。
重さなんてどれもたいして変わりないでしょ?と思う方もいるかもしれませんが、カタログを見てみると軽いもので220g、重いもので280gとその差60g。
200gくらいのヘルメットに占める60g(実に3割!)なので結構バカにできない重さだと思います。
安全性について
日本のメーカーであればSG(Safe Goods)マークと呼ばれるステッカーが貼られたものを選べば、一般財団法人製品安全協会が定める基準をクリアしたヘルメットということになります。(海外メーカーだとCE(Europe Safety Standard)など)
SGマークの付いた製品は、SG基準に適合している安全性が高い製品であり、信頼性の高い第三者認証により安心して使用できる製品であると言えます。
また、万が一SGマーク付き製品の欠陥により人身事故が発生した際は賠償措置が講じられるそうです。
MIPSについて
ロードやMTB、シクロクロスなどを本格的にやっている方はご存知だと思いますが、子供用のヘルメットにもMIPSを搭載したヘルメットがあります。
MIPS(Multi-directional Impact Protection System)について簡単に説明すると、衝撃を受けた際にヘルメット内部にある層が自由に動くことで脳へのダメージを軽減することができる機能をもったヘルメットのこと。
MIPS非搭載のものと比較するとやや割高になる傾向にはありますが、大切なわが子を守るためならMIPS搭載のものを選ぶのも。
妻が重視したポイント(我が家の場合)
上記のポイントを説明したうえで妻が重視したのは、娘にもっとも似合うと思われるデザインとカラーリングでした。
正直「MIPSとか聞いてました??」となりましたが、
- 今のところストライダーなどに乗る予定がない
- チャイルドシートにしか乗らない
- 無茶な乗り方しないでしょ?
ということで、我が家ではMIPSは早々に選択肢から外れ一般的なモデルを購入しました。
なんだかんだ言っても一番重視するのはデザインかなと思いますが、正直「もっとシンプルでいいのにどうしてこうなった」みたいなデザインが特に多い気がします、、。
MIPSが搭載されていても絶対に脳に障害が残らないかなんて誰にも分かりませんし、非搭載でも最低限の性能を備えているはずなので、いちばん大切なのは家族が納得して気持ちよく自転車に乗れるということではないでしょうか!(何の説明)
主な1歳児から使えるヘルメットまとめ
PICOT | pine | SCAMP | TIGRE | MIO | |
メーカー | OGK Kabuto | OGK Kabuto | Giro | Bern | Specialized |
モデル名 | PICOT | pine | SCAMP MIPS | TIGRE | MIO MIPS |
サイズ | 45〜47cm | 47〜51cm | 45~49cm (XS) | 47~51cm | 46~51cm |
フィット | アジアン | アジアン | US | US | US |
重さ | 220g | 230g | 260g | 280g | 272g |
MIPS | × | × | 〇 | × | 〇 |
メーカーサイト | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る |
OGK Kabuto
日本のメーカーでバイク用ヘルメットなども手掛けるOGK Kabuto。
全体的に価格も安くデザインも可愛いものが多いです。
さらに軽量で、なんと言ってもアジアンフィットなのが嬉しいところ。
もちろん安心のSGマークも。
12ヶ月~2歳までに特化した今回紹介する中では最軽量となる220gのヘルメットもラインナップされているのはここだけ!(PICOTというモデル)
それほど長く被れるものでもないため、特にこだわりがなければOGKを選んでおけば間違いないのでは。
Giro
個人的に好きなメーカーであるGiro。(ヘルメットやシューズはGiroのものを使っています)
XSとSの2サイズ展開で、最小45cmから被れるのが嬉しいところ。
もちろんMIPSも搭載していますが、USフィットのみです。
価格は今回紹介するなかで唯一1万円をこえます。
Bern TIGRE
一目見てBernと分かるツバ付きのルックスがポイント。
ELASTIC-FITと呼ばれるBern独自のベビーヘルメット専用のインナー調整システムなど機能面も十分。
今回紹介する中では280gとやや重く、欧米人向けのUSフィットしかありません。
Specialized MIO MIPS
おそらくMIPS搭載の幼児用ヘルメットとしては最も安いのがこちら。
マグネットバックル、大きなサイズ調整ダイヤル、46cmから被れるなどなど、性能も高くコスパに優れたヘルメット。
文句なしにお勧めなんですが、我が家的にはデザイン面で折り合いがつかず見送りになりました、、。
おそらく欧米人に適したUSフィットのみの展開。
まとめ
選択肢が多いようで少ない、少ないようで多い幼児用ヘルメット。
身も蓋もないことを言ってしまえば事故も何もなければヘルメットなんて必要ないわけですが、何かあった場合に備えるのがヘルメット。
何かあって「あのときこうしていれば、、」なんて思っても時間は前には戻せません。
悔いのない選択をしましょう。
MIPS搭載の有無や重量など考慮すべき点は様々ありますが、デザインが気に入らなければ買いたくならないのもまた事実。
この記事がファーストヘルメットを選ぶお手伝いになれば幸いです!
ちなみに我が家が購入したヘルメットについては下の記事をチェックしてみてください。