どうもHOSHです。
好きな単焦点レンズは何ミリですか?
わたしがフルサイズ一眼を購入した際に購入したレンズは24-70mmF2.8標準ズームレンズ。
という話は以前にもしましたが、その後に購入したのはSONYの安価な50mmの単焦点。
この50mmも軽くて安くて気に入っていたんですが、今ひとつ被写体に寄れないのが欠点。
ブログの記事を書く際にアイテムに寄った写真はどうしても撮りたいもの。
しかし50mmだと、なかなかピントが合わず結局あとから引いて撮影した写真をトリミングするなどしていました。
「じゃあ寄れるレンズを買おう」と思い35mmを色々探していたところにSIGMAから新製品が発売されるとの情報をキャッチ。
しっかり使った50mmを下取りに出し、発売日にすかさず購入したというわけです。
というわけで今回はSIGMAの最新単焦点レンズ35mm F2 DG DNをカメラ初心者が精一杯紹介します。
特徴的なところ
マグネット式メタルキャップ
『写りの前にキャップの話かよ』と突っ込みが入りそうですが、なんとレンズ側のキャップが磁石でくっ付きます。
一眼を購入してからキャップの開け閉めが非常に面倒に感じていたため、新しい物好きな性格により購入の決め手のひとつになりました。
キャップの裏側には布が貼付けられているため、大事なレンズに傷がつくことはなく、金属同士がぶつかるようなこともありません。
別売りにはなりますがキャップホルダーも用意されています。
金属の質感
直前まで使用していたSONYの50mmがプラスチックな質感で軽く、頼りない印象だったんですが、こちらは主に金属を削りだしで作られており質実剛健といった佇まい。
金属で作られている分、多少の重さは感じられますが325gと十分に軽量です。
また、レンズフードも金属で作られており、良い意味でバリっとエッジの効いた手触り。
リングの感触
絞りはリングで操作できます(カメラ側での操作も可能)が、小気味よいクリック感と操作音は無駄に回したくなってしまうこと請け合い。
また、好みはあるでしょうがフォーカスリングはしっとりとして程よい重さがあり、こちらも良好な感触です。
気になったところ
フィルターを使うとメタルキャップが使えない
とっても便利で画期的なマグネット式のメタルキャップですが、レンズフィルターやプロテクターを使用すると使用できません。。。
裸でレンズ使う方ってどのくらいいるかわかりませんが、個人的には外で使うことが多いためフィルターは必ず使用しているので、少し残念な仕様です。
購入前から分かってはいましたが、せっかくなら少し高くても専用のフィルターを用意してくれても良かったのでは。
フードを使うとメタルキャップが外しづらい
結局使わないんだからいいじゃんというところではあるんですが、レンズフードを使用するとメタルキャップが非常に外しづらいです。
ある程度爪の長さがあったり、指先の細い方ならまったく気にならないレベルかもしれませんが基本的に爪は短く指も太く不器用なため、わたしには非常に難しいと感じられました。
素人による感想と作例
個人的な感想としては、以前に愛用していた50mmと比較して35mmは慣れ親しんだスマートフォンの距離感に近く自然に使えると感じました。
また、50mmレンズと比較すると被写体に寄れるため、テーブルフォトがはかどります。(そろそろ食のカテゴリーを充実させたい)
ポートレイトというよりは『風景』もしくは『風景と人』みたいな写真が撮りやすく、このあたりもスマートフォンに近いと感じる部分かも。
たまにボケがざわついた感じになる気もしますが、前ボケも玉ボケも楽しめています。
使い始めてからまだひと月程度ですが雪が溶けてからライドや旅行に連れ出すのが今から楽しみ!
まとめ
マグネット式レンズキャップの出オチ感は否めませんが、絞りリングのクリック感だったり、金属の質感だったり高品質なレンズを所有しているという気持ちにさせてくれる逸品。
完全に個人的な話にはなりますが、50mmと比較すると35mmの方がスマートフォンの画角に近いせいかしっくりきます。
また、被写体に寄れるところもブロガーとしては外せないポイント。
もっとお金を出せば明るいレンズは手に入りますがサイズ感も含めてちょうどいい塩梅で気にっています!
35mmを探しているのであれば選択肢のひとつにぜひ。