どうもHOSHです!
みなさんローラー台やってますか?
コロナ禍もあり2020年はバーチャルサイクリングが爆発的に普及した年だったのではないでしょうか?
プレイヤー数などについてしっかりと調べた事はありませんが、やはりZWIFTほぼ一強なのかな?
『そもそもローラー台が苦手』や『ZWIFTの明るくライトな感じはちょっと、、』という方にぜひ試してもらいたいのが、ピストバイク版ZWIFTとでも言うべきストリート系バーチャルサイクリングHustle Cityです。
Hustle Cityとは
Hustle Cityとは世界初のストーリー性のあるスマートトレーナーを使ったサイクリングゲームです。
ロードとMTBにフォーカスし、ワークアウトやソーシャル的な要素の強いZWIFTに対し、Hustle Cityはピストバイクやメッセンジャーといったカルチャーに非常に大きな影響を受けたゲーム。
プレイヤーはゲーム内でメッセンジャーとしてブレーキレスのピストバイクに乗り込み、車をかわし制限時間内に荷物を届けることでお金を稼ぐといった日本のゲーム会社なら企画段階でボツになりそうな内容。
しかし、わたしを含めあの頃のピストバイクムーブメントに影響を受けて自転車に乗り始めた方には興味深いゲーム内容ではないでしょうか。
元自転車メッセンジャーでもあるJames GradyとMarcus Cheekという2名からなるプロジェクト。(JamesはFixed GearクリテリウムであるMission Critのオーガナイザー?)
Mission Crit 2018 from MASH TRANSIT PRODUCTIONS on Vimeo.
YouTubeにアップされている公式動画の中にはMASHのChasが開発中のHustle Cityをプレイしているものも。
自身もメッセンジャーとして活動していたり、過去にメッセンジャー会社を経営していたり、現MASHで最も幅広い活動をしているChasを起用していることからもHustle Cityの本気度がうかがえます。
というかめちゃ楽しんでますね!
サイクルトレーナー(スマートトレーナー)を利用して各種センサーから取得した計測値を基にゲーム内のキャラクターが動くのはZWIFTと同様ですが、なんとHustle Cityはステアリング操作(ハンドル操作)が必須なようです。
まだベータテスト中
順調に行けば2021年の秋ごろにリリースされるようですが、今はまだクローズドベータテスト中。(製品版の前に限られたプレイヤーのみが利用できるテストのこと)
「わたしもプレイしたい!」と思った時にはすでにベータテスターの募集が終わっていましたが、メールアドレスを登録することで次回のテスターになれる可能性があるようです。
もちろんすかさず登録だけしました!
必要な機材について
基本的にはZWIFTで使用しているようなものがあればプレイできそうですが、ステアリング操作がある都合上ZWIFTとはやや異なる部分もあるようです。
やや情報が古くなりつつありますが、基本的な機材についてはこちらの記事も参考になるかと思います。
iPhoneマウント
PCでもスマートフォンでもプレイできるZWIFTとは違い、ステアリング操作が必要なためスマートフォンアプリとしてリリースされるようです。(Chasはステムにゴムで巻いてましたがw)
iPhoneのセンサーを利用することでステアリング操作を検出するようなので、バイクにiPhoneを取り付けるためのマウントは必須の様です。
AppleTVなど
今のところiPhoneのみしかサポートしておらず必ず?別のディスプレイにゲーム画面を映す必要があるようです。
そこで必要になるのがAppleTVなどのiPhoneのミラーリング機能が利用できるデバイス。
Fire TV Stickでも一応アンドロイドアプリをインストールすることでミラーリングは可能なようですが、面倒な設定が苦手であればAppleTV一択ではないでしょうか。
スマートトレーナー
Wahoo、Tacx、Eliteといった大手のスマートトレーナーや他のBlue toothに対応したスマートトレーナーもサポートしているようですが、ケイデンスセンサーやスピードセンサーのみでもプレイできるかどうかについての記載がありません。(出来るとは思うんですが、、)
スマートトレーナーが必要であれば以前紹介したこのあたりもおすすめです。
ステアリングブロック
フロントタイヤを載せるもののことです。
プレイ動画を見るとかなり激しくハンドルを切っているため、あまりにも適当なものだと危険だと思いますが、テレビの首振りスタンドのようなものでも代用できるとのことです。
もし金銭的に余裕があればこちらがオススメ。
まとめ
2020年はコロナ禍もありZWIFTが一気にメジャーになった気がします。
ZWIFTはワークアウトが豊富にあり、イベントも行われていたり、レベルが上がったり、限定ジャージがあったりとゲームとして非常に完成されていますよね。
そこにメッセンジャーカルチャーという新しい切り口で殴りこんできたHustle City。
純粋なトレーニングという目線からいけばステアリング操作とかまったく必要ないと思いますが、ゲーム性は間違いなく高そう。
ロードバイクで練習ばかりしていると、たまにはピストでナイトクルージングしたくなるもの。(なりますよね??)
そういった息抜き感覚で楽しめる選択肢が増えることはコロナ後のサイクリストとしては歓迎すべきではないでしょうか。
今現在ZWIFTをプレイしている方であれば機材は流用できそうなので、まずはメールアドレスだけ登録しておきましょう!