どうもHOSHです。
みなさんランニングしてますか?
つい先日、NIKEが誇る定番ランニングシューズであるペガサスシリーズの最新モデルである『エア ズーム ペガサス 37』が登場したのは、ランニング好きならご存知だと思います。
普段からのランニングでは前作であるペガサス36を愛用しているわたし。
実はこのペガサス37が発表されるタイミングにNIKE.comの誕生日割引がはじまったので、うっかり購入してしまいました!
というわけで、最新作である『エア ズーム ペガサス 37』と前作である『エア ズーム ペガサス 36』を初心者に毛が生えたレベルのわたしが、たっぷりの写真とともに比較してみました。
この記事は、
- ペガサス37の特徴
- ペガサス36からの変更点
- ペガサス36とペガサス37の徹底比較
などについて紹介しています。
ペガサス37の購入を考えていたり、「少し安くなったペガサス36でいいかな?」と考えている方はぜひ参考にしてみてください。
『ナイキ エア ズーム ペガサス37』とは
『ナイキ エア ズーム ペガサス37』は1983年から続くランニングシューズであるペガサスシリーズの37代目です。
NIKEという名前がそもそもギリシャ神話の女神ニケが由来なのは有名ですが、ペガサスもまたギリシャ神話に登場する翼のある馬。
翼のあるペガサスのごとく、エアを搭載したシューズということのようです。
ペガサス37についての動画があったのでこちらもどうぞ。
ちなみに1983年といえば、わたしが3歳ですからおそらく東京ディズニーランドがオープンしたり、初代ファミリーコンピューターが発売したり、宇多田ヒカルが生まれたりした年。
そんな昔から脈々と受け継がれているナイキのランニングシューズがあったのを知ったのは昨年。
なんとなくランニングが楽しくなってきたタイミングで発売された、ペガサス36でした。
わたしはランニング歴が浅いため、それほど多くは語れませんが、毎年徐々にアップデートを繰り返しているランニングシューズシリーズのようです。
『エア ズーム ペガサス37』の外観
『ナイキ エア ズーム ペガサス37』は全部で5種類のカラーバリエーションと『By You』と呼ばれるカスタマイズサービスがあります。
今回わたしがチョイスしたのは、プロモーション等で一番目立っていた『ブラック/ヴァレリアンブルー/スプルースオーラ/ゴーストグリーン』というカラーのもの。
頑張って精一杯きれいに写真を撮影したので、じっくり見ていただければ。
『エア ズーム ペガサス37』の細部について
基本的には前作であるペガサス36を踏襲した、『正常進化』といった感じですが、微妙にアップデートされた箇所や特徴的な部分を紹介します。
ズームエアは前部分のみにして2倍以上に
シューズの名前にズームというところから分かるように、ズームエアというクッション素材が使われています。
ペガサス36までは、このズームエアが足全体に広がっていましたが、ペガサス37では前足部分(フォアフット)のみに変更。
さらに、エアをこれまでの2倍以上に増量しているそうです。
リアクトフォーム搭載
リアクトはナイキの誇る柔軟性と弾力性に富んだ素材。
このリアクトフォームがペガサスシリーズにはじめて搭載されました。
しかもズームフライで定評のあるズームエアとのセットでの搭載です。
アッパーの素材
アッパーの素材はトランスルーセントというもので作られているそうです。
ご存知の方もいるかもしれませんが、トランスルーセントは非常に薄く、高い通気性を持ちながら、雨や風にも強い素材。
個人的には履いたことがないので、ペガサス36との比較も楽しみなところ。
タン
左右非対称で、薄いタンは前作から引き続きのようです。
タンをつかみにくく少し履きにくいので正直唯一苦手な部分。
- ズームエアは2倍以上にして前部分のみ(前作はソール全体)
- リアクトフォーム初搭載
- トランスルーセントアッパーに変更
- 相変わらずの薄いタン
ペガサス36との比較
実際に新しいペガサス37を履いて少し走ってきたので、わたしがこれまで履いてきたペガサス36と比較していこうと思います。
参考までにペガサス36の写真も貼っておきます。
アッパーのしっかり感と通気性
ペガサス37はトランスルーセントアッパーという話を先程しましたが、ペガサス36についてはエンジニアードメッシュという素材。
ペガサス36は通気性は抜群だったものの、アッパー自体がふにゃふにゃと柔らかい印象でした。
その点トランスルーセントアッパーを使用したペガサス37は、アッパー自体のしっかり感が増し、結果としてフィット感が向上しているように感じました。
一方、エンジニアードメッシュからトランスルーセントに変更されたことで、アッパー部分の通気性はやや悪くなった印象です。
と言っても、通気性がまったくないかと言われるとそんなことはありません。
使い方にもよると思いますが、トランスルーセントを使ったことで、雨や風に強くなったことを考えると、より毎日の練習に使いやすくなったとも言えます。
シューレースホールの変更
厳密にはシューレースホールとは呼ばない様ですが、簡単に言うと靴紐を通す部分の形状が変更されました。
アッパー素材の変更に起因するのかは分かりませんが、個人的にかなりホールド力が増してフィット感の向上に一役買っていると感じました。
クッション性の向上
ひと目見て分かるとおり、リアクトフォームの搭載によりソールがかなり厚くなりました。
実際に履いてみると、全面リアクトフォームにより、ものすごいクッション性の向上を体感。
ランニング歴も手持ちのシューズも少ないわたしですが、はじめてズームフライを履いたときを思い出しました。
クッション性が高いことで好みも分かれそうですが、日々のトレーニングによる脚への負担はかなり軽減されるものと思われます。
さらに、前足部分に2倍のボリュームで搭載されているズームエアのおかげか蹴り出す際に反発力を感じることができます。
プレートがない分ズームフライほどではないものの、癖の少ない自然な反発力だと感じました。
- アッパー素材がしっかりした
- 通気性は悪くなったが雨風に強くなった
- シューレースホールの変更でフィット感が増した
- リアクトフォームでクッション性がアップした
- 2倍ズームエアで自然な反発が得られた
- 1,000円高くなった
- 少し重くなった
まとめ
歴史のあるペガサスシリーズをたまたま2モデル連続で履きましたが、今回のペガサス37は前作からの正当進化といった感じ。
なかでもリアクトフォームとズームエアの組み合わせは、脚に優しく初心者にも受け入れやすく、またレースでズームフライ系を履いているようなベテランランナーにもしっくりくるのではないでしょうか。
個人的にはアッパー部分のアップデートによってフィット感が増したことが好印象でした。
いずれにせよ、初心者であれベテランであれNIKE.comであれば30日以内の交換・返品は無料なので、まずは試してみるのが一番かと思いますよ!