どうもHOSHです。
例年の事ながらこの時期は本業が忙しく絶賛体調を崩しておりますが、みなさまいかがお過ごしでしょうか?
本来であれば自転車に乗るのに最適な気候ですし大好きな季節なんですが、自転車もランニングもままなりません、、。
実は仕込んでいるバイクもありまして。(SNSではチラ見せしてますが)
そっちの方がやっとこさ仕上がりそうなので、雪の降る前に楽しめたらいいなと思っております。
さて、約5年前にわたしの自転車が盗まれたのを記事にしたことを覚えてくれている方はどのくらいいるでしょうか?
盗まれてから行方知れずで、目撃情報もまったく無くあきらめておりました、、。
しかし先日、チームメイトのササーキーがSNS上で偶然発見!
奇跡的にわたしの手元に戻ってまいりました!
そんなわけで、すでにわたしのSNSで見たよって方が多いかとは思いますが、帰ってきた『Volume Bike Cutter』の紹介を当時のピストバイクトリック的な話も交えながら記事にしてみようと思います。
盗まれた際の記事はこちら。
Volume Bike Cutter V5
『Volume Bike Cutter』はLAのBMXブランドであるVolume BikeがリリースしていたFGFSフレームの草分け的存在。
発売当時(10年前くらい??)は世界中でピストバイクブーム真っ只中。
一大バブルと言っても過言ではなかった当時、ピストフレームをリリースするBMXブランドもちらほらあった中で、Volumeは一番成功していたブランドだと思います。
MASHで火が付いたピストブーム。
ダウンヒルや車の間をすり抜けて走るなどの過激なストリート、ロングスキッドやバックサークルなどオールドスクールと呼ばれるトリックを経て、ブームは徐々にハードなトリック寄りにシフトしていきました。
バニーホップやロールバック、ステアなどなど、それまで遊んでいた細い競輪フレームやトラック競技用の極太アルミフレームを壊すライダーが続出。
そうすると、トリック系のライダー達はより強いフレームを欲しがるのは必然ですよね。
そこで登場したのがVolume Bike Cutterだったわけです。
『BMXブランドが作るピストフレーム』で頑丈、さらにデザインも当時は他にはない西海岸テイスト?でかなり人気があった様に記憶しています。(マイナーチェンジして数年に渡ってリリースされていた)
それでも徐々にトレンドから遅れはじめ、VolumeはTHRASHERというフレームを夜に送り出すわけですが、それはまた別の機会に、、。
今はもうピスト向けにフレームやパーツは作っていない様ですが、VolumeはFGFS史を語る上では欠かすことのできないブランドだと思います。
帰ってきたCutter
少し前置きが長くなってしまいましたが、これが帰ってきたわたしの『Cutter V5』です。
こうやって見ると結構綺麗に見えますが、、。
「なんでそんなところ傷付いてるんだよ、、」というものもありますが、とにかくサビサビのボロボロ。
聞けば拾ってくれた方は、ゴミ捨て場に何日も捨てられて雨ざらしになっていたところを保護してくれていたそう。
この感じを見ると、盗まれてからは相当雑に扱われていたのでしょう。
もともと、豊平川リバーフェスティバルというイベントが中止になった代わりに開催されたイベントのプライズでサムズバイクさんからいただいたフレーム。
そもそも寄せ集めのお古パーツにブレーキを付けて『合法的に乗る』をコンセプトにしていたため、癖の強いパーツが付いていたので、SNSで見つけてすぐにわたしのだと分かりました。
とりあえず本当に汚かったので、全バラしからの清掃をしてあげました。
洗浄はもちろんMuc-OffのNano Tech Bike Cleanerで。
ステッカーのベタベタまでは落ちきりませんでしたが、積年の汚れは落としてあげられたはず。
たまたま鍵をしていなかったとは言えフレームには本当にかわいそうなことをしてしまいました。
これから冬が来てしまいますし、一台組んでいる自転車もありますが、必ずや乗れる状態にしてあげようと思います!