Adventure PR

【NISEKO GRAVEL 2021】第一回目のニセコグラベル|雰囲気やコースレイアウトについて

記事内に商品プロモーションを含む場合があります

どうもHOSHです!

みなさんグラベル走ってますか?

さて、今回は昨年2021年8月1日に初開催されたNiseko Gravelについて書いていこうと思います!

実は昨年イベント後にすぐ記事にしようとPCの前に座るも、どうしてもうまくまとめる事が出来ずにお蔵入りとなっておりました、、。

そんなわけで今更感が凄いですが、先日参加したスプリングライドが非常に楽しかった事や、秋に第二回が開催される事などから、お蔵入りさせるのは勿体ないと思い重い腰を上げた次第。

2022年9月4日に予定されている第二回はコースが見直されるようですが、もし一度もNiseko Gravelに参加した事のない方の少しでも参考になれば幸いです。

ちなみにNiseko Gravelについてはスプリングライドの記事にも記載してあるので、そちらも併せてチェックしていただければ!

【Niseko Gravel Spring Ride】春の北海道で極上グラベルを堪能 Photo:Nobuhiko Tanabe どうもHOSHです! みなさんアドベンチャーしてますか? ...

Niseko Gravel 2021について

最初にNiseko Gravelについて知ったのはInstagramのストーリーだった様な気がします。

「こんなイベントやるんだ、ふーん」くらいな感じで特に参加するつもりありませんでした。

しかし、TKC productionsのTeisukeさん、Raphaのモトジさんといった道外勢、当ブログでも紹介したことのあるImpress Cycleさん、函館のチルノワさんご一行(スプリングライドにいたファットバイクの集団)も参加すると聞き、それならという事で仲間にも声を掛けてエントリーする事に。

2021年のコースは3種類。

コースショートミドルロング
距離約30km約65km約80km
獲得標高約500m約1250m約1600m
グラベル率47%37%39%

わたしといえば、2年くらい前から自転車で長い距離を乗ることがほとんど無くなってしまい、運動と言ってもせいぜい朝や出張先で5km程度のランニングをするくらい。

まあ、レースじゃないしグラベル区間もそこまでないし余裕でしょと軽い気持ちでロングコースにエントリー。

エントリーからイベントまでの間に練習すればいいと思いながら、猛暑の影響もあり結局ほとんど練習する事もなく当日に。

Niseko Gravel当日

わたしの住む札幌とニセコ間は約100km。

途中には峠もありますが、国際的な観光地として急速に開発が進んでいるニセコに向かうため数年前に新しく高速道路が整備されました。(まだ途中までですが)

2時間もあれば到着する距離感のため、前泊せずに札幌を6時前に出て現地到着したのは7時過ぎ。

先に到着していた仲間と連絡を取り合うとスタート地点の駐車場はすでに満車だそうで、数百メートル離れた第二駐車場へと案内されました。

コロナ真っ只中の開催で分散させるためだと思いますが、7:00~9:30で受付が完了した人から順次スタートするスタイル。

仲間とあれこれ準備を済ませ、7時半くらいにスタート地点に向かうと既にほとんど人が居ない汗

聞けば、受付開始の7時には参加者が並ぶほど集まっており、すでにみんなスタート済みだったそう。。

せっかくなら色々な方にお会いしたかったんですがこれは残念でした。



ちなみに受付のある会場の入り口には検温と消毒が必須。

また、毎日の体温を記録するためのチェックシートも事前に配布されており、イベント前日にはGoogleフォームを利用した最終の体調確認などもイベント参加の必須条件。(スプリングライドでも同様でした)

いずれも自己申告ではあるものの最低限の感染対策は行われていました。

イベント参加者に事前に送られてきたメールには受付の際に使うQRコードが添付されていたため、QRコードを用意して受付に行くと結局名前を伝えるだけで受付が完了してしまいました。

何かトラブルでもあったのか、受付していないのが我々だけでわざわざQRコード読みこむまでもなかったのか、、、真相は不明です。(スプリングライドでは活用されていました)

受付時にはウェルカムパックと呼ばれる参加賞的なものも。

  • NISEKO POW BAR
  • ペットボトルの水500
  • 熊鈴
  • ニセコ周辺の観光マップ?
  • シマノのスポーツタオル

さすがにそれらを持ってスタートはできないので、また数百メートル離れた第二駐車場へ。

前述のとおり受付が完了した人から順次スタートするスタイルのため、当然スタートの合図もなくぬるっとスタート。

スタート時点の天気は曇りで気温は28℃くらいだったでしょうか?

日影こそ涼しさを感じられるものの日向のアスファルトの上はすでにモワっとまとわりつくような暑さを感じました。(道民の体感

一般的な道民の中でも特にわたしは暑さに弱いためめちゃくちゃきつかったんですが、関西の方たちからすると日常、むしろ涼しかったようです、、。





スタートしてから3kmくらい舗装路区間を走ると記念すべき最初のグラベルに突入。

どこかで空気圧を落とそうと思いながらグラベルに突入してしまいヒヤッとする場面もありましたが、恐怖心が爽快感を上回るのにそれほど時間はかかりませんでした!

その後14kmあたりの地点にある第1チェックポイントくらいはまではアスファルトで平坦やや登り、時々下りの区間。

途中で甘露水と呼ばれる湧き水による自然の給水ポイントなんかも。



やがて第1チェックポイントに到着。

チェックポイントではいったん止まりゼッケンの番号をチェックされます。

また、チェックポイントはエイドも兼ねており、第1チェックポイントには水とフルーツがあった気が、、。(うろ覚え)

まだまだ体力十分な仲間と比べロングライドが久しぶりかつ暑さにもやられ、すでにこの時点でかなり消耗していたわたし。

ファンライドと高を括って補給も雑にしかしていなかったのも悪かったですね。

チェックポイントから出て道道(読み方:どうどう。県道みたいなもんです)66号通称『ニセコパノラマライン』に合流。

パノラマラインを100mほど登ったあたりで左折するとついに待ちに待ったまとまった距離のグラベルです。

この入り口でいつもレースなどでサポートしてくれるGyoちゃんが。

そこから少し進んだところに写真家の渡部洋一さんが。(こんな写真しか撮れてませんでした、、)



下り基調のダブルトラックで約5kmのナイスグラベルでしたが、途中でパンクしている参加者もちらほら。

グラベルの出口に近づくとやはりパンク修理をしている参加者がおり、よくよく見るとササーキー。

チューブレス仕様のCYANONグレイルで参加していましたが、シーラント不発によりやむなくチューブを入れていました。



ササーキーのパンク修理も完了し一緒にリスタート。

今度は舗装路を1kmも走らないうちに次のグラベルに。

このグラベルは全長約8kmにもおよぶ、ほぼ下りのみで構成された今回のコースで最も気持ちよかったグラベル!(スプリングライドのラストで走ったところ)

写真は違うグラベル区間かもしれませんが、標高でいうと400mから30mへ一気に下ります!





あまりにも気持ちいいというか下りっぱなしだったため写真はありませんが、森の中を下れども下れども終わらないグラベルは極上。

これはニセコに来ることがあればぜひ体験してほしいですね。

長いグラベルが終わりまったり走る。

そして第二チェックポイントのらんらん公園に到着。(スプリングライドの集合場所です)

らんらん公園はショートコースのゴールも兼ねていたらしく人が多くにぎわっており、やっとイベントに参加している雰囲気を味わえました!

メロンをはじめ参加賞にもあったニセコの大人気エナジーバー、塩分のタブレット、水、スポーツドリンクなどなど、なかなかに豪華なエイド。

ピンぼけしてますが、大人気のPOW BARも取り放題!!

わたしと言えば暑さと練習不足からすでにボロボロなのに、あと半分なら余裕でしょと補給もそこそこに再スタートしてしまいました。

これが本当に良くなかった。

らんらん公園の後は北海道らしい?畑の真ん中を抜ける道走り抜けるとお次のグラベル。

疲れすぎてこれ以降ライド中の写真ありませんw

ここは人気(ひとけ)も車の通った痕跡もあまり無いようなグラベル。

道のど真ん中に熊の糞がしっかりと落ちていたり(道の隅にも点々と)前半のグラベルとは明らかに雰囲気の違う野性味溢れる感じ。

この辺りで補給不足がたたり、徐々に脚はおろか口すら回らなくなりピークや開けたところで仲間を待たせることもしばしば。

相変わらず気温は高く、ついにはボトルの水もほとんどなくなってしまいました。

後半は登り基調のグラベルが多く気温も高く本当にひたすらきつくて、きつくて、きつくて、、、。

水分も底をつき脚はつりまくって満足に走れず、とぼとぼとバイクを押してひたすら歩いたり。

今思えば熱中症ギリギリだったんだと思います。

独りで走っているとDNFしようと何度も思いましたが、途中仲間に励まされ何とか走り続けました。

無心で走り続けゴール目前というところで、Raphaのポップアップでお世話になったモトジさんが待っていてくれました涙

PHOTO:Hirofumi Sasaki

さらにはゴール地点で洋一さんもわたしを待っていてくれたというではありませんか涙

PHOTO:Hirofumi Sasaki

そんなこんなで結局だらだらと6時間もかかりましたが、何とか無事にゴールすることができました。

PHOTO:Hirofumi Sasaki

まとめ

2021年に初開催されたニセコグラベル。

ニセコの極上グラベルをこれでもかというくらい堪能できるイベントでした。

コロナ禍という難しいタイミングでの開催ということもあり、やや一体感というかイベント感があまり感じられませんでしたが、主催者様のブログを拝見すると色々考えておられる様なので今後に期待です。

個人的に練習不足過ぎて後半は楽しむというところまで至らなかったのが非常に悔やまれますが、2022年はイベントをしっかりと楽しめる体力づくりからスタートしています!

先日行われたスプリングライドはゴール付近に長い下りを持ってくる完璧なコースレイアウト(直前でコースが変更になったのにもかかわらず)で、秋に行われる予定の第二回ニセコグラベルにも非常に期待が持てそうです。

業界人も多数参加する注目のニセコグラベル。

参加申し込み開始のアナウンスはまだありませんが、すぐに枠が埋まってしまう可能性も十分にあるため、まずは予定を開けておくのが良いかと!

それでは秋のニセコでお会いしましょう!

【Niseko Gravel Spring Ride】春の北海道で極上グラベルを堪能 Photo:Nobuhiko Tanabe どうもHOSHです! みなさんアドベンチャーしてますか? ...

関連記事はこちら