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【Niseko Gravel Spring Ride】春の北海道で極上グラベルを堪能

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Photo:Nobuhiko Tanabe

どうもHOSHです!

みなさんアドベンチャーしてますか?

北海道もついに長い長い冬が終わりました!(今年は特に雪が多くて大変だった)

すっかり春になり、やっと膝を出して自転車に乗る事ができる最高に気持ちの良い季節に。

さて、そんなわたしの大好きな季節である春に北海道のニセコエリアで開催されたNiseko Gravel Spring Rideというイベントに仲間と一緒に参加してきましたので、簡単にライドの模様などを紹介したいと思います。

Niseko Gravelとは?

スキーやスノーボードなどウィンタースポーツのメッカとして全国的にも知名度が高い北海道はニセコエリア。

近年では海外からの観光客が非常に多く、ここ数年は外国人観光客向けに高級なリゾートホテルやコンドミニアムなどがボコボコと建設されており、どことなく海外のリゾート地の様な雰囲気さえあります。(外資の影響?)

ウィンタースポーツの印象が強いニセコですが、夏場は自転車とも相性抜群。

UCIグランフォンドワールドシリーズであるニセコクラシックの舞台としてロードレーサーには広く認知されていると思いますが、実は極上グラベルの宝庫。

そんな極上グラベルの宝庫であるニセコエリアで昨年(2021年)から開催されているのがNiseko Gravelというわけです。

運営はニセコクラシックやニセコHANAZONOヒルクライムなど主にニセコの自転車レースを主催しているHOKKAIDO EVENTS

さすがはUCIのレースを主催しているだけあって?イベント参加者向けのお得な宿泊プランの紹介などもあり、遠方からでもレジャー感覚で参加しやすいライドイベントです。

Niseko Gravelはレースでななく、あくまでライドイベントですがUCIが2022年からグラベルワールドシリーズを開催すると発表しているので、ゆくゆくはニセコで日本初のUCIグラベルレースが開催されるのでは?なんて想像もできてしまいます。

実は昨年初開催されたNiseko Gravelにわたしも参加したのに、ライドレポートを記事にしていないという自転車ブロガーとしてあるまじき失態ですが、近日中にサラッとアップする予定です汗

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コースについて

当初スプリングライドのコースはニセコから25kmほど離れた喜茂別(キモベツ)町という場所で行われるとアナウンスがありました。(2021年はニセコ発着だった)

以下、運営からのメール抜粋

グラベル、ダート、ときどき雪。
NISEKO GRAVEL SPRING RIDEのコースは、北海道の5月ならではのコースが体験できそうです!

今回の45kmは粒子の細かめな砂利がまじったダートフィールドで、グラベル率80%以上、獲得標高1,000m以上となかなかタフなコースです。雪解けでぬかるんだ箇所もあり、さらに、天気によってはかなり冷え込む可能性もありますので、防寒対策も必須です!

個人的には一度も体験したことのない喜茂別のグラベルをかなり楽しみにしていたのですが、イベント1週間ほど前に突如コースが変更になり蘭越(ランコシ)発着に。

なんでも想定より雪解けが遅く、またぬかるみが酷かったらしく安全面を考慮した結果、運営サイドとしても苦渋の決断だったそう。(今年の北海道は記録的な大雪っぷりで除雪に苦しめられた)

結局、イベントの2日前に発表されたコースは前回好評だった長いグラベルの下りを最終盤に持ってきた感じ。

実は初回のNiseko Gravelではスキー場付近発着だったがために、スタートは下り基調で後半はひたすら登りみたいなコースレイアウトでした。

達成感はあったものの、やはり最後は気持ちよく終わりたいのでこれは嬉しい変更点。

当日の模様

スタート前

札幌を5時過ぎに出発。

高速道路を使い余市まわりで会場のある蘭越町らんらん公園に到着したのが7時過ぎ。

既に数十台の参加者がせっせと準備していました。

事前の天気予報では雨が降りそうでしたが、ふたを開けてみれば天候はくもりながらも時おり日差しも見え隠れ。

風もほとんどなく春のちょうど良い気温にライドへの期待が高まります。

Photo:Nobuhiko Tanabe

ニセコを拠点に活躍されている写真家の渡辺洋一さんや、同じく写真家のNB君といったノースウィリーと親交の深い方たちの姿も。

自転車系YouTuberのけんたさんは、Cannondaleの新型Topstone carbonのPRで?参加されていました。(軽くお話しましたがめちゃくちゃ低姿勢で高感度UP)

新型Topstone carbonについてはCannondaleの山本和弘さんとお話する機会もいただき、また試乗させていただいたり、、PCの前にいるだけでは知り得ない情報、体験、やっぱりリアルなイベントはいいですね!!

イベント時代のノースウィリーからの仲間のケースケ(北海道のFGFSにフェイキーをもたらした男)とチャンリュウは偶然にも双子コーデ。

そして、わたしと同じノースウィリーのチームメイトで、今回は乗る練習チームとして参加のササーキーは連日の宴会で朝からややお疲れ気味?

同じくノースウィリーの仲間であるYamarcoジェイはFixedで参加というハーコーっぷり。

受付について

気付けば受付開始時間である8時を回っており、すでに長蛇の列が。

ちなみに感染症対策として、事前に毎日の体温を記録するためのチェックシートが配布されており、イベント前日にはチェックシートをもとに入力するGoogleフォームへのリンクが送られてきます。

このフォームに回答すると、受付に提示するためのQRコードが送られてくる仕組み。

受付を済ますと、ゼッケンと地元ニセコの大人気無添加エナジーバーであるPowBarなどがもらえました。

前回のNiseko Gravelでも貰ったんですが、どの味を食べても本当においしいんですよねー!

ゼッケンはまさかの13番だったので逆さにしてもよかったかもw

Photo:Nobuhiko Tanabe

出発~序盤

準備を進めていると、さっそく参加者が出発していきました。

スタートは受付が終わり次第9時までに出発してねというフワッとしたシステム。

レースではないため一斉にスタートする必要もなく、さらにコロナ対策?という理由だとは思いますが、、いまひとつ盛り上がりにかけます。

スタート、ゴールのゲートくらいはあった方が良いのではと、個人的には思いますが、、今後に期待しましょう!

出発前にNB君に山をバックに最高の一枚を撮影してもらいノースウィリーチームもスタート!

Photo:Nobuhiko Tanabe

スタート地点のらんらん公園から2kmほど舗装路を走るとさっそく最初のグラベル区間。

ところどころ大き目な砂利が深めに敷かれている区間もありましたが、トータルしてみると比較的走りやすいグラベルだったと思います。

細いタイヤで参加している仲間はひやっとする場面もあったそうですが、みんな終始笑顔!

序盤からなかなかの上らされましたが、これもラストのご褒美ダウンヒルのため、、。

乗る練習チーム

みんな黒いw

途中で乗る練習チームに合うことができました。

知らない方のために簡単に説明すると、乗る練習は大人気Podcast番組であるReplicant FMのケンタロー君をはじめとしたチーム。

CanyonとPanaracerからサポートを受けており、先日販売したジャージやバンダナは即完売するほどの注目を集めるチームです。

チームの成り立ちなんかについては実際に番組を聴いていただければ。

さらに説明不要かと思いますが、PDWや以前当ブログでも紹介したMakeshifterなど自転車用品の輸入代理店TKC Productionsのテイスケさんも乗る練習チームとして参加。

テイスケさんとはピスト時代からなので、かれこれ10年くらいのお付き合いでしょうか?

最近はYouTuberとしても活躍中。

前後Ultradynamico CAVA

Photo:Nobuhiko Tanabe

わたしは前後ともにUltradynamicoのCAVAタイヤで参加。

空気圧については途中で少し抜いたりしたため、正確には把握していません。。

CAVAはセンターはスリックというかUltradynamicoのアイデンティティとも言える△が連なったようなパターン。

その両サイドには小さなノブがびっしりと敷き詰められた感じなんですが、速いグラベルの下りでは若干のグリップ不足を感じました。(空気圧もあるとは思いますが)

50cのグラベルキングSKを履いたテイスケさんが非常に調子良さそうだったので、試してみたい気もします。

細いタイヤのピストで参加していた仲間もいるので、単純にわたしの技術不足もあるとは思いますが、、。

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とにかく気持ちいい

Photo:Nobuhiko Tanabe

この写真の自然と笑みがこぼれる感じ最高ですよね~

直前でコースが変更になってどうなるか心配していましたが、そんなことは全く問題なく、とにかく気持ちよかった。

もちろん上りがきつい区間や、グラベルの下りでバイクコントロールをミスってひやっとする場面もありましたが、そんなことはどうでもよくなるくらいに本当に気持ちよかった。

Photo:Nobuhiko Tanabe

グラベルを下って森を抜けるとパァーッと景色が広がる感じも最高。

なんにもない畑の真ん中の舗装路をのんびり走る感じも。

道外の方がどんな印象を持つかわかりませんが、札幌に住んでいるわたしが見てもこの少し雪が残る山の美しさに感動していました。

車通りのほぼないグラベルを仲間とワイワイ走るってものすごい贅沢ですよね。

Photo:Nobuhiko Tanabe

慢性的な練習不足だったため、ちゃんと走り切れるか心配でしたが45kmなんてあっという間。

誰ひとりとしてケガもなく無事にライドを終えることができました。

まとめ

春のニセコの極上グラベルを堪能できるNiseko Gravel Spring Ride。

急遽のコースレイアウト変更で一時はどうなる事かと思いましたが、しっかりと極上グラベルを堪能できる素晴らしいイベントだったと思います。

まだ2回目のイベント(スプリングとしては初回)ながら道外からの参加者も多く、業界の有名人と交流できたり最新の機材に触れる事ができるのも魅力のひとつかもしれません。

聞けば関西から新幹線で東京に行くよりも安く早く北海道に来れるらしいので、極上グラベル、寿司、ジンギスカン、ニッカウヰスキーという豊富なコンテンツをぜひ堪能しに来ていただければ!

すでに次回のNiseko Gravelの開催は9月4日とアナウンスされているため、秋の味覚を楽しみに全国からの参加をお待ちしております!

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