どうもHOSHです!
最近自転車の盗難多くないですか??
大切な自転車に鍵をしてないのは本人の不注意もありますが、鍵を壊したりマンションの共用部分から持っていくなんてのは完全にプロの仕業。
盗難は絶対に許せませんが、最低限の自己防衛も必要。
iOS15でAirTagがより自転車の盗難防止に役立つアップデートを果たしたのでご紹介します。
以前の記事はこちら。
AirTagを10ヶ月使ってみた使用感や気づいたことについてはこちら!
AirTagが手元から離れたら通知
これまでは自分から『探す』アプリを起動してはじめてAirTagの位置が確認できるという仕様でした。
それに対してiOS15からは、自分のiPhoneとペアリングしているAirTagが手元から離れたら通知が飛んでくるという仕様に。
たとえば、これまでは自転車にAirTagを装着していても、自転車を置いていた場所から無くなっていることを実際に見て(もしくは『探す』アプリで)確認するまでは盗まれたことに気付けませんでした。
これはちょっとした用事ならともかく、数時間も自転車から離れなければならずPhoneを容易に確認できない様な状況では致命的。
しかし、今回のアップデートによりAirTagが手元を離れただけで自分のiPhoneに通知が。
これにより、以前より早く盗まれたことに気付くことができ、自転車を発見する確率が確実にアップするものと思われます。
実際の実力はどうか?
iOS15にアップデートした翌朝AirTagを装着した自転車で通勤した際を例に紹介します。
家を出て7分後に通勤途中にある踏切待ちで飛んできた通知がこちら。
家に置いてある2つのAirTagがわたしの手元から離れたと認識したようです。
距離にして500mくらいでしょうか?
通知から『探す』アプリを開くとこんな感じに、手元を離れた場所と時間が分単位で表示されていました。
自転車の盗難はもちろん、位置情報と時間があれば単純に鍵や財布を落とした場合なんかにも相当役立ちそう。
それから職場に到着して駐輪、その後社有車に乗って職場を離れたところ今度は2分で通知が。
いずれの通知も5分前後で届いていることから、実際に自転車が盗まれた場合を考えてみましょう。
そのまま自転車で逃走していることを想定した場合、時速25kmで5分走ると約2km。
車で逃走していた場合を想定すると、時速50km換算で5分走ると約4km。
なんとなく希望が持てる気がしませんか?
もちろん、AirTagを外され自転車だけ持ち去られた場合には気付くことは出来ません。
しかし、自転車を盗む犯人にとっては
- AirTagが装着されているか探す手間
- AirTagを外す手間
これらの時間が余計にかかることに。
わずかでも時間が稼げるだけでも、AirTagを装着する大きなメリットと言えます。
特定の場所で通知しない設定も
手元から離れていることが分かっているのに通知が来たらウザいと思ってしまうもの。
そういった時のために特定の場所ではAirTagからの通知をロックする機能も。
AirTagひとつに付き複数の場所を登録することができるため、自宅はもちろん職場などを登録しておくことで、不要な通知をロックすることができます。
設定も簡単で、通知を受けたら『探す』アプリを開くと、手元から離れたAirTagが表示されます。
ここで青文字の『ここでは自分に通知しない…』をタップすると、すべてのAirTagやデバイスに対して通知をやめるか、今回通知が出ているAirTagのみの通知をやめるか選択できます。
もちろん通知が出ていない時にも通知から除外する場所の設定は出来ます。
設定を変更したいAirTagを選択して、赤丸の部分をタップ。
すると以下のような画面に切り替わるので、通知を除外したい場所を自由に追加・削除できます。
まとめ
以前の記事にもまとめた通りこれまでも十分な機能を発揮していたAirTag。
今回のiOS15へのアップデートでより、紛失防止タグとしての魅力が高まったことは間違いありません。
あまりにも見つけられやすい場所にAirTagを装着していては意味がありませんが、自転車盗難犯にとって外すのに手間取ると思わせることができればしめたもの。
すこしでも時間を稼げる見えざる鍵として、よりAirTagが有能になったと言えるのではないでしょうか。