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『Osmo Pocket』を2週間がっちり使ってみて

どうもHOSHです。

 

動画撮影の天敵とも言える『手ブレ

最近のスマートフォンでは手ブレ補正が標準装備されていたり、最新のアクションカメラではかなり強力な手ブレ補正技術が導入されているようです。

 

今回はこの『手ブレ』を小柄ながらも機械的に克服してしまう3軸ジンバルを搭載したカメラ『Osmo Pocket』を紹介。

衝動買いともいえる勢いで購入したこの『Osmo Pocket』を動画素人のわたしが2周間がっちり使ってみました!

すでに知っている人もいるかもしれませんが、わたしが実際に撮影した動画なども貼っていますのでぜひご覧ください。

Osmo Pocketとは?

Osmo Pocket』は世界最大のドローンメーカーであるDJI社が発売する、超小型の3軸ジンバル搭載の4K撮影にも対応したカメラです。

 

「3軸ジンバル??」という方も多いと思いますが、ジンバルを簡単に説明すると『撮影の際に発生する手ブレを機械的に除去する機能』といったところでしょうか。

iPhoneX以降の手ブレ補正もかなり優れてはいますが、3軸ジンバルと比較するとその差は歴然。

この辺についてはあとで動画も交えて。

 

そもそも空撮ドローンのリーディングカンパニーであるDJI社がドローンで培ったジンバルの技術を応用して作ったカメラが『Osmo』。

Osmo

 

 

スマートフォンを直接取り付けて撮影することが出来るモデルは『Osmo Mobile』といって比較的安価に手に入ります。

スマホを使うOsmo Mobile

 

しかしこれらの『Osmo』の欠点はその大きさでした。

気軽に取り出して撮影するといった点ではスマートフォンには遠く及びません。

 

Osmo Pocket

そこで登場したのがこの『Osmo Pocket』。

手のひらにすっぽり収まるサイズで起動も速い。

さらに『PayPay』チャンスのタイミングに発表されたので、わたしのまわりにはゲットした人が多かった気がします。

HOSHの『PayPay』体験記 どうもHOSHです! みなさんは『PayPay』をご存知ですか? 今朝見たワイドショーでも解説していたくらい...

これがOsmo Pocketだ!

外観など

外箱

比較するものを置いていませんが『iPhoneX』くらいのサイズ感でしょうか。

小さい外箱です。

 

中身

開けるとこんな具合にケースと本体が収まっています。

 

付属品

付属品はこんな感じ。

付属品
  • ケース
  • ストラップ
  • 充電用ケーブル
  • スマートフォン用アダプタ×2
  • 取扱説明書

 

ハンズオン

指の短いわたしの手にもスッポリ。

全長としては12cm程度なのでスマホと同じくらいでしょうか。

重さは116g!

現在流通しているiPhoneよりは50g前後軽量です。

充電について

充電については『USB-C』です。

あまり馴染みのない方もいると思いますが、上下の区別がない待望のUSB規格です。

Android端末なんかで使用されている『micro USB』とはまた違いますのでご注意を。

スマートフォンとの接続について

『Osmo Pocket』はそれ単体でも操作を完結できますが、スマートフォンを接続することでより機能を拡張することができます。

 

本体ディスプレイ下にスマートフォン用アダプタを接続することができます。

カバーを外して
付属のLightning用アダプタを装着したところ

ここに各自のスマートフォンを装着します。

 

接続には『DJI Mimo』という専用のアプリを使用します。

『Osmo Pocket』本体の電源を入れて、『DJI Mimo』アプリを起動して、スマートフォンを接続すると、『Osmo Pocket』のアクティベーションがはじまります。

アクティベーション中の画面

この『DJI Mimo』を使えば、撮影中のモニタとして使えるのはもちろん、各種設定を直感的に行うことができます。

DJI Mimoで出来ることの一例
  • パン&チルト(本体では基本チルトしか触れない)
  • モーションプラスのポイント設定を増やせる
  • お手軽なSNS向けの編集
  • 本体から直接ファイルを読み込める

対応メディアについて

本体には記憶容量がないため、『micoroSD』を挿入する必要があります。

microSDを挿入しないで撮影しようとしたところ

『microSD』であればなんでも良いわけではなく、公式としては「書き込み速度が15MB/s以上」を推奨しています。

わたしは比較的安価でそれなりの容量があるこちらを購入しましたが、問題なく使用できていますので参考までに。

 

撮影してみた

動画

先日雪道を歩いた際に撮影した動画です。

iPhoneXsと『Osmo Pocket』をそれぞれ持って撮影しました。

iPhoneの方がかなりぶれていますが、持ち方の影響も多少あるかもしれませんね。

 

ちなみにいい動画を撮れなかったため参考動画はありませんが、『アクティブトラック』と『フェイストラック』という機能があります。

緑枠の部分を、、
自動で追尾

これは、『Osmo Pocket』上で選択した被写体もしくは顔を自動で追ってくれる機能。

被写体を回り込みながら撮影したりする際に多少カメラの向きがずれても自動で被写体を追い続けます。

さまざまな機能を紹介している公式動画も参考までに。

写真

レタッチはしていません

もちろん写真も撮影できます。

高性能なスマートフォンを持っていればそれほど必要のない機能かもしれませんが、こまかく設定も調整できるようなので、詳しい方やこれから覚えていきたい方にはいいかも。

試していませんが長時間露光撮影もできるので、このあたりはスマートフォンにはない機能かもしれませんね。

パノラマ撮影

写真機能で特におもしろかったパノラマ撮影。

一般的な180°パノラマ

 

通常の左右に長いパノラマ(180°)に加えて『3×3』というモードがあります。

こちらが3×3モード

これは文字通り3×3=9枚の写真を撮影して合成して大きな一枚の写真を作成してくれるというもの。

いずれも同じ場所から撮影しましたが、なにか建物など被写体がないのでいまひとつ伝わりませんね、、。

 

ちなみに、いずれのパノラマもiPhoneの様にゆっくりカメラを動かすなんて野暮なことは必要なく、勝手にカメラが動いて撮影してくれます!

変に人物が伸びてしまったりということもありません。

大きな建物と人物を一緒に収めたり広い空間を一枚の写真に収めたい場合などには最適です。

モーションラプス

iPhoneのカメラにも搭載されている機能である『タイムラプス』。

定点で長時間を一定間隔で撮影したものをつなげたコマ送り動画のようなもの。

これにカメラの動きを加えたものは『モーションラプス』(プラスではない)と呼ばれ、『Osmo Pocket』の標準機能として搭載されています。

 

先日札幌駅前で5分間3秒間隔で120°くらいのカメラの動きを加えたものがこちら。


『Osmo Pocket』をポケットに忍ばせて持って行き、ベンチ?に直置きして撮影してきました。

大がかりな機材も必要なくこれだけの動画をサクッと撮れるのも『Osmo Pocket』の魅力のひとつ。

ちなみに今回撮影したものは左右の動きのみですが、カメラを上下に振ることも可能。

Osmo Pocketへの不満点

画面が小さい

ピントが合ってるのかわかりにくい

これは小型なので仕方ない部分もありますが、やはり画面が小さいデメリットはあります。

まず、被写体にピントがあってるのかどうか画面では分からないという点。

スマホを接続することで解消することはできますが、できればこれ単体だけで完結したい時もあります。

そういった際には少し使いづらさを感じるかも?

パンが出来ない

小さな画面はタッチディスプレイになっており、感度は非常に良好です。

撮影時にもこの画面の右のバーを触ることで上下にカメラを振る事ができます。(チルト)

 

しかし左右方向(パン)の動きの制御はスマホを接続するか、近く発売する予定のオプションで対応できるそうです。

それほどカメラの向きを変えたいシチュエーションには出会ってませんが、チルト自体もかなり慣れがいるため、少しストレスになるかも。

スマホの接続が甘い?

わたしはiPhoneユーザーなのでlightningコネクタでの接続なんですが、写真や動画を同期している際にときどき接続が切れます。

しかも物理的には接続されているように見えるのに。

もしかすると付属コネクタの調子が悪いだけかもしれませんが、、。

防水について

『Osmo Pocket』は防水機能はありません。

ジンバルのヒンジ部分を防水にすることが難しいのかもしれませんが、少しの雪にも気を使います。

用途にもよると思いますが、スノーボードなどのアクションスポーツには向かないかも?

しかしこちらも今後発売予定の水中ケースで対応は可能の様です。

2週間使ってみてどう?

結論から言うと素直に楽しいです!

もちろん発売されたばかりの製品で気になるところはありますが、それを補って余りある楽しさ。

手ぶれ補正のばっちり利いたスムースな動画は見ていて気持ちがいいです。

 

また『Pocket』の名に恥じぬ携帯性で、実際に最近のお出かけ時には必ずポケットに忍ばせています。

付属のケースが簡易的な割にジンバル部分をしっかり保護してくれる様な形状なため、ケースにだけ閉まってあとはポケットにぽいっと。

 

起動も早くて電源を入れてから約5秒程度で撮影に入れるスピード感もストレスが少ないです。

スマホとの接続も挿してしまえば勝手に専用アプリが立ち上がるので、本当に抜かりがないなという印象。

 

前の項目であげた不満点も、最低限の機能だけ持たせて安価に抑えたと思えば納得できます。(と言っても、このサイズこの価格で4K動画撮れるんですが、、)

必要があれば徐々にオプションを増やしていくか、上位機種にステップアップするための、まさにエントリー機。

写真も動画もスマホで済ませてきたわたしの様な雰囲気キャメラマンにぴったりの一台です!