どうもHOSHです!
少し更新が空いてしまいましたが海外旅行記事も早いもので3回目。
今回ついに海を越えます!
一カ国目は森と湖とデザインの国、フィンランド。
たった2日間という短い時間のみの滞在でしたが、わたし目線のフィンランドをお届けしますので、ぜひ旅の参考にしていただければと思います。
前回の記事はこちら。
フィンエアーで行く空の旅
成田空港からフィンランドのヘルシンキ・ヴァンター国際空港へはフィンエアーことフィンランド航空で。
今回のフライトでわたしの命を預ける機体はAirbus社のA350-900という機体のようです。
機内設備
11インチのタッチスクリーンが各座席に完備されており食事の時間や就寝の時間もわかりやすく表示されています。
最新映画、テレビドラマのシリーズなどトータルで50本以上はあろうかというラインナップ。
ゲームも充実しており、テトリスやアングリーバード(フィンランド発のゲーム)など簡単なゲーム約10種類が楽しめました。
ただ、これらのゲームにトライしてみたんですが、とても腕が疲れるので長時間プレイには向きませんね。
リアルタイムなフライトカメラと3DCGを自由に動かせるフライトマップも見る事ができます。
照明にもこだわりがあるらしく、機内のLED照明はオーロラを表現しているらしく時間とともに様々に変化していきます。
フィンランドデザインに触れる
各座席に置いてある小さいクッションやブランケット、そして食事などの際に配布される紙ナプキンや紙コップはすべてマリメッコ製。
ビジネスクラスだと、食器やコップがイッタラ製のもので提供される様です。
このあたりはフィンランドならではと言えると思いますし、女の子がときめく(Spark Joy)ポイントではないでしょうか。
実際に妻もいちいちマリメッコの紙ナプキンと紙コップを撮影してました、、。
CAさんの制服も落ち着いた色合いでステキですよね。
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機内食について
機内食についてはほとんど期待してはいなかったんですが、行きの便で提供された機内食は普通に食べれました!
『めちゃめちゃ美味しい!』ってことはありませんが、『これはちょっと、、』ってこともありません。
海外旅行慣れして数多の機内食を食べている妻からすると『全然美味しい』そうですので、参考までに。
これは国際線なら当然なのかもしれませんが、アルコール類は無料で提供してくれました。
フライト中の模様
航路はスクリーンで常に確認できるんですが、成田を出発したあとは佐渡あたりで進路を変えて、おもにロシア上空をまっすぐヘルシンキへ向かいます。
11:55に成田を出発して、フィンランドには15:10着。
日本とフィンランドの時差は7時間なので、約10時間のフライト!
行けども行けども窓からはほぼひたすらロシアの雪と氷。
約10時間のフライト中で一番困ったのはトイレでしょうか。
私は窓側の席に座っていたんですが、通路側はおそらくフィンランドの男性の方。
とても感じの良い人で、立ち上がるそぶりを見せるとすぐに気が付いてくれましたが、わたしのように英語が不自由だと「エクスキューズミー」すら気合が必要。
もう少し日常会話的なフレーズを予習してくればよかったと深く後悔しました。
時差は7時間ありフィンランドの方が遅いので、フライト中ほとんど太陽が沈むことがなかったような?
それでも消灯時間を設けてあったので意外にぐっすり眠れました。
おそらくフィンランド入りしたあたり。
街並みと氷に覆われた海が見え一気に上がるテンション!
そのまま無事に着陸。
機内モードを解除すると日本で事前に設定してあったeSIMもばっちり現地の電波を拾い、いよいよフィンランド観光スタートです!
まずはヘルシンキ中央駅まで
ここで一息つきたかったんですが、フィンランドの自由時間は限られているのですぐにヘルシンキ中央駅へ向かいます!
ヴァンター国際空港からヘルシンキ中央駅への移動方法は主に
- フィンエアーシティバス(バス)
- リングレールライン(鉄道)
- タクシー
の3種類。
タクシーは高く付きそうなので除外。
鉄道とバスのおおまかな特徴はこんな感じ。
移動手段 | フィンエアーシティバス | リングレールライン |
---|---|---|
所要時間 | 約30分 | 約30分 |
価格 | 6.8ユーロ | 5ユーロ |
チケット購入方法 | 運転手から直接など | 自動券売機 |
乗り場 | 近い | やや遠い |
今回は『リングレールライン(Ring Rail Line)』で移動してみることに。
リングレールラインに乗ろう
『リングレールライン』はヘルシンキ中央駅とヘルシンキ・ヴァンター国際空港の間をつなぐ環状の鉄道。
環状といってもデザインの国らしくハート状にレールを敷いているとかもういちいちステキ。(実際にはもっといびつな形らしいですが)
案内板を見てRailway Stationと書かれた方向へひたすら進み長い長いエスカレーターに乗ったりすること約5分。
特に改札など通ることもなくホームに到着します。
『あれ?切符は?』
というのもフィンランドの鉄道や地下鉄には改札というものがありません。
こんな感じの券売機や『Kioski』というコンビニなどでチケットを購入すれば自由に乗り降りすることができるというシステム。(この券売機は最新モデルのようです)
『リージョナルチケット』と呼ばれるヘルシンキと近郊3市内が80分間乗り換え自由で乗り放題のチケットが5ユーロ。
『ワンデーチケット』と呼ばれる24時間乗り放題の1日券は12ユーロ。(日をまたいでも利用可能)
これらのチケットがあれば、ヘルシンキ市内のトラムと呼ばれる市電や地下鉄、バスに至るまで自由に乗り降りできます。
『それなら無賃乗車し放題じゃないの?』と思いますが、抜き打ちで鉄道警察の様な方たちがチケット確認にやってきます。
もし無賃乗車だった場合は80ユーロ取られるそうなのでお気をつけください。
詳細については色々なブログに記載されておりますが、公式の情報を確認したい方はこちらをどうぞ。
ホームに着くと左右に列車が到着しますが、環状の線路なのでどちら向きに乗ってもヘルシンキ中央駅に到着します。
所要時間もほとんど同じくらいのようです。
写真を撮り忘れましたが、車内はとてもきれいでトイレもあります。
フィンランドの美しい街並みを眺めること約30分。
ヘルシンキ中央駅に到着。
ホテルまではトラムで
道民にはなじみ深い?真冬の滑り止めの砂のなごりがあって思わず笑ってしまいました。
さすがは雪国フィンランド。
親近感がわきます。
気温はひと桁台前半くらいだったでしょうか?
同じ時期の北海道よりは少し暖かいです。
いやーもうなんでしょうこのステキ感。
うまい具合に古い建物と新しい設備が調和していますよね。
『世界で一番コーヒーを飲む国』らしく、あちらこちらにカフェがありましたが、まずはホテルにチェックインしようということでトラムへ。
空港で1日券を購入していれば、そのまま乗ることができたかもしれませんが、区間についてよく理解できなかったので大事を取ってワンデーチケットを購入。
トラムはヘルシンキ市内をひっきりなしに走っており、路線も10くらいありますがGoogle Mapで行先を指定して経路を検索すれば『駅名』『電車名』『到着時刻』まで表示されるので特に迷うことはありませんでした。
トラムに揺られること約20分。
ホテル最寄りの駅で降車し少し歩くと、今回の宿『Scandic Kallio』に到着。
フロントでおそるおそる旅行会社から渡されたバウチャーを渡し、名前やパスポート番号などを書かされ、最後にクレジットカードを読みとられ無事に?チェックイン。
その後、朝食の時間やエレベーターの位置などの説明を多分されたんだと思いますが、はっきりとは理解できませんでした、、。
ヒヤリングはそれなりに出来ると思っていましたが、一方的に説明されるとぜんぜんわかりませんねやっぱり。
そして海外慣れしておりワーキングホリデー経験者の妻もあんまり聞きとれていないという、、。
今後の旅に一抹の不安を残しつつ部屋へ。
外観はなかなか年季を感じる建物でしたが、リニューアルオープンしたばかりらしく部屋は奇麗でした。
壁のコンセントにはUSBポートも用意されており、スマートフォンなどは充電ケーブルだけで充電可能なタイプ。
これなら変換プラグも必要ないし便利ですね。
ちなみにフィンランドはCタイプの変換プラグが必要です。
ヘルシンキ市内をぶらぶら
ホテルを後にして、再びトラムに乗り込み観光スタート。
特にチケットを提示することなく乗り降りできるのは実際かなり便利。
乗り降りでもたもた時間がかかることもないのでスムーズに運行されているように感じました。
お年寄りにもやさしいですよね。
目的地付近の駅で降りて外を歩きます。
道路には相変わらず砂が大量に落ちていますが、徐々に日が傾きかけてきた街は美しさを増していきます!
ちょっと指が写り込んでしまっていますが、適当に写真を撮ってもあふれ出るステキ感。
ヘルシンキ大聖堂
最初の目的地である白亜の教会『ヘルシンキ大聖堂』に到着。
すでに日が沈みかけていましたが、ヘルシンキを代表する観光スポットということもあり観光客がひっきりなしに訪れていました。
カンピ礼拝堂へ
どんどん日が暮れていくので、あわてて次のスポットへ。
途中で適当に撮った写真ですが、iPhoneのカメラってすごいと思った一枚。
特にレタッチなんかはしておりません。
しかしどこまで行っても街並みが美しすぎる!
ヨーロッパってどこに行ってもこんな感じなんでしょうか?
それとも北欧のなせる魔法?
これまで海外旅行というものにそれほど魅力を感じてこない人生だったんですが、ちょっと考え方が変わってきました。
そして次の目的地である『カンピ礼拝堂』へ。
思っていたよりはかなりこじんまりとしていましたが、周辺はビルに囲まれているのもあって木造で奇麗な丸みを帯びた形はかなり目立ちます。
中にも入りましたが、礼拝堂という性質上私語は厳禁でカメラのフラッシュなんかも禁止、スマホのシャッター音が気になったため写真はありません。
内部も外観と同様に木を何層にも積み重ねた作りになっており、木のぬくもりが印象的な建物でした。
アカデミア図書館へ
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フィンランドが生んだ20世紀を代表する世界的建築家である巨匠アルヴァ・アアルトが設計した図書館へ。
写真を撮影していなかったため、雰囲気だけ人様のIGを貼っておきます。
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こちらはアカデミア図書館の二階に併設された『Cafe Aalto』。
『かもめ食堂』を観たことがある方はご存知だと思いますが、片桐はいりがガッチャマンを歌った場所。
知らない方にはなんのこっちゃだと思いますがw
本当はここで軽くお茶でもしようと思ったんですが、もうお腹が減りすぎて『コーヒーじゃないな』ということで意見が一致。
『Reataurant Savotta』へ
すっかり夜になった街を歩いて、フィンランドの伝統的な食事が楽しめる『Restaurant Savotta』というお店に行くことに。
この時間になってくるとさすがに結構気温が下がってきました。
わたしは完全にフィンランドの気温をなめてマウンテンパーカーしか着ていませんでしたので、少し後悔。
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到着。
わたしとしたことが、すっかり疲れていたのか写真をほとんど撮っていませんでしたが、温かみのある店内でものすごく混雑していました。
観光客向けに日本語のメニューもあるので、注文が心配な方も比較的安心かもしれません。
クマを使ったメニューなんかもありましたが妻に猛烈に反対されたのでトナカイを。
若干臭みもありましたが、赤い実(コケモモだったと思います)の酸味が絶妙にごまかし打ち消してくれます。
少しビールが飲みたかったんですが、銘柄もよく分からないので地元っぽいIPAを。
クラフトってわけじゃないようなので、こんなものかなといったお味。
ごちそうさまでした!
夜のヘルシンキ大聖堂の横を通りトラムに乗り込みホテルへ。
ホテルに到着し22時くらいには就寝。
ぐっすり寝たと思って目を覚ますとまだ深夜3時。
なんだかすっごい変な感じ。
なるほどこれが時差ボケか。
こうして時差ボケの洗礼を浴びつつフィンランドの1日目が終了したのでした。
2日目は爆買い
まず腹ごしらえということで、朝食バイキングに。
今回フィンランドで宿泊したホテルは『Scandic Hotels』というチェーンだったらしく、朝食バイキングのレベルは結構高かったと思います。
パンやシリアルはもちろんのこと、ベーコンなどの加工肉類やサラダもかなり充実。
フィンランド料理っぽい魚の酢漬け?がかなり好みでした。
途中でお茶をするつもりだったので軽めに。
マーケット広場(Kauppatori)へ行こう
トラムに乗って少し歩いた先にある『マーケット広場(Kauppatori)』。
夏場はテントが立ち並びかなり活気があるそうなんですが、冬場は雰囲気はあるものの閑散としていました。
気温はそれほど寒くなかったんですが、海沿いという事もあり風がかなり冷たかったです。
気温の割に港には氷が張っていましたが何か理由があるんでしょうか?
屋内にあるオールドマーケットものぞきましたが、早い時間だったこともありこちらも活気はありませんでしたね。
これは夏にも来なきゃだめかなー。
ただ、カフェだけはオールドマーケットだけでも2店舗も営業しており、このあたりはさすがといったところ。
ここいらでそろそろ本場のコーヒーとシナモンロールをキメたかったんですが、『朝ごはん食べ過ぎて今はいいかな』って妻が言うではありませんか。
ずいぶん朝から食べてておかしいと思ったんだよな!
そんなわけで、わたしは行けませんでしたがオールドマーケットにはローカルも利用している『Story』というおしゃれなカフェがあるので参考までに。
バルト海の乙女像(Havis Amanda)
マーケット広場からすぐの場所にある『バルト海の乙女像』。
夏場は噴水になっているそうですが、冬なので止まっていました。
冬場に裸身の女性像はかなり寒そう。
ウスペンスキ寺院
マーケット広場から東を向くと見える北欧最大のロシア正教の教会が『ウスペンスキ寺院』。
こちらは小高い丘の上にそびえ立っているので、風が強くめちゃめちゃ寒かった。
コーヒーもキメておらず、小腹もすいてきたので移動!
marimekko本社
そんなわけで、『せっかくヘルシンキに来たならmarimekko本社に行くしかないっしょ!』ということで。
マーケット広場もよりの地下鉄駅から乗り継ぎ無しで約30分。
その後、徒歩で10分ほどで到着します。
本社ということですが、普通のショップとアウトレットも併設。
さらに『marimekkoの社員食堂』もあるので、ここで昼食をと思ったら改装中という張り紙が、、。
近くにはサブウェイやマクドナルドといったファーストフードもあったんですがここはぐっと我慢。
アウトレットには服、かばん、ポーチ、食器、テキスタイルなどすべてがセール価格に。
さらにそこから免税で12%前後が還付されるのでかなりお得に買い物ができます。
ちなみにフィンランドの消費税は24%(食品は14%)。
それでも国別の幸福度ランキングで堂々の1位っていうのは行政の仕組みがしっかりしているってことなんでしょうかね?
結局アウトレットでは、お土産も含め妻がマリメッコ爆買いジャパニーズに。
最近あんまり買い物してなかったので躊躇する妻の財布のひもを思いっきりゆるめてあげました。
iittala & Arabia Design Centre
結局わたしの空腹は収まらぬまま地下鉄からトラムに乗り換え、次の爆買いポイント『iittala & Arabia Design Centre』へ。
ここには、フィンランドを代表するガラス製のテーブルウェアーメーカーであるiittalaとArabiaの歴史を知ることのできるミュージアム。
アウトレットではないもののこれらのショップも。(以前はアウトレットだったらしい)
iittalaの食器を3個購入したら1個無料なセールを開催中だったので、ここでもしっかり目に購入。
日本人スタッフもいて気さくに話しかけてくれます。
カフェもあるので、ついにここで軽めの昼食をとることができました。
ここで妻がわたしのサンドを注文してくれたんですが、店員さんにこのサンドを指さしながら『This…This poison.(この、、、この毒)』といきなり言い始めて、慌ててわたしが止めるというエピソードが。
どうやら本人は商品名を言いたかったみたいなんですが、スペルをどう見てもポイズンじゃねーわw
気さくな女性の店員さんだったので事なきを得ましたが、なんて無礼な一言!
雑貨屋さんめぐり
ポイズンの熱も冷めやらぬまま、ふたたびトラムに乗り雑貨屋さんやカフェなどがある地域へ。
どこまで行っても古い街並みが素晴らしい。
スマホを眺めながらふたりでどこに行こうか話し合っていると、地元の女の子が「何か困ってる?」って声をかけてきてくれたり本当にやさしい人が多かったですね。
Johanna Gullichsen
途中で寄った『Johanna Gullichsen(ヨハンナグリクセン)』。
ここらしいテキスタイルを使ったカバンや小物類、テキスタイルそのものも販売。
お店の雰囲気含めてとても好みでした。
結局妻はここでポーチを購入。
でもここだけの話、妻が一度だけ『ヨハンナグリセリン』て言ってたのを聞き逃しませんでした。
かもめ食堂
せっかく来たんだし一応行っておこうということで『かもめ食堂』に。
もちろん小林聡美も片桐はいりも居ませんが、まさに映画に出てきた店内そのもの。
やはりというかなんというか、お客さんは日本人ばかりです。
シナモンロールは美味しかったですが、デザート的にしか提供していないらしくかなり小さめです。
Il Birrificio
ほぼ一日買い物だったので、晩御飯はわたしの要望でクラフトビールを飲みに『Il Birrificio』というお店へ。
クラフトビール以外のお酒もあり、お茶やコーヒーも飲めるので、ビールを飲まない方といっしょでも問題ありません。
店内は結構な広さがありましたが、常にほぼ満席に近いくらいの人がいました。
肝心のビールのセレクトについては知らない銘柄ばかり。
しかもどんなものか聞く英語力もなかったので詳細については不明ですが、わたしの注文したビールはどれも美味しかったです。
ちなみに小規模なブルワリーも併設されており、上の写真もここのもの。
これは本当に好みので2杯いただきました!
ビールはカウンターで注いでもらい席まで自分で持って行きますが、フードについては札をもらい出来しだい店員さんが持ってきてくれます。
フードもとても素晴らしかったので、ビール好きならぜひ!
朝からの空腹感もしっかり満たされ、ホテルへ戻り早めの就寝。
翌日はついにアイスランドへ飛び立ちます!
フィンランドまとめ
滞在時間が少なく終始バタバタと動きまわったフィンランド。
結局ヘルシンキ市内しか見て回れなかったのが心残りではありますが、美しい街並みと、やさしい人たちに囲まれた幸福な2日間でした。
自転車ブログ的な話をさせてもらうと、ヘルシンキ市内は自転車乗りが本当に多くみられました。
しかもしっかり生活の足として使っている感じで、がっちり前後フェンダー付きのドロップハンドルを数多く見ました。
もちろん自転車専用道路もしっかり完備されており、その上をコミューターが走っていきます。
高級ロードなんかは時期的なものもあるかもしれませんが、一台も見かけませんでした。
北海道では春先に良く見る、除雪車や雪に押しつぶされたママチャリなんかも見られ、ここでもやはり親近感を覚えました。
車は総じて結構なスピードで走っていますが、信号機のない横断歩道に歩行者が待っているとしっかり停車してくれます。
日本も法律上はそうなっているし、罰則もあるはずですがあまり守っている人を見たことがありません、、。
自転車以外の話をすると、日本ではオリンピックを目前にキャッシュレスを声高に叫んでいますが、ヘルシンキはほぼクレジットカードを利用したキャッシュレスがほぼ100%浸透していると感じました。
大抵のお店では客側にクレジットカードの挿入口が付いた端末が置いてあり、それに自分でカードを挿入。
4桁のPINコードを入力して自分でカードを抜いて決済完了。
日本だと一度店員にカードを渡して挿入してもらい、PINコードを打って店員がカードを抜いてくれるまで待って決済完了が一般的なので、かなりシンプル。
一度店員にクレジットカードを渡すのって結構なリスクだと思うので理にかなっている方式だと思うし、スムーズで合理的。
日本はまさにQRコード決済の覇権争い真っ只中で、とてもスマートとは言えないですよね。
非接触の決済もここでは使えるけど、こっちでは使えないとか、とてもユーザーの方を向いているとは言えない状況。
海外からきた観光客はカード使えない店が多くて呆れると思います。
マリメッコ本社のアウトレットは日本人だらけで、ちょっと、、って感じでしたが街行くヘルシンキ市民のマリメッコ率は結構高いです。
しかも男女問わず若い人から割と年配の方まで使っていたのが印象に残っています。
あと街中では犬の散歩をしてる人が本当に多いし、トラムなんかの乗り物にもみんな普通に犬と一緒に乗ってくるし、何なら最後に紹介したクラフトビールのお店にも犬と一緒にきている人も。
日本では少し難しそうですが、フィンランド人の犬愛がよくわかりました。
久しぶりの海外旅行で、とても楽しかった反面自分の英語力のなさにはかなり絶望しましたね。
妻はハートが強いので喋れなくてもガンガン行けるタイプですが、わたしはこれではグイグイいけないです、、。
実際この後のアイスランドではなかなか苦労したんですが、それはまた別のお話。
日本政府の教育方針のせいにばかりしてはいけないかもしれませんが、日常会話もできないような英語の授業や検定って一体なんなんだろうと本気で思ってしまいます。
兎にも角にもフィンランド本当に良い国だと思います!
実はヘルシンキの近くにもまだまだ行きたいところはたくさんありますし、夏のヘルシンキにも来てみたいです。
実はヘルシンキから船に乗ってエストニアのタリンという街に行くことも出来るようなので、今度はそういうルートも楽しそう。(タリンはシンプルセッションの開催地でもある)
北の方に行ってサンタに会いに行ったり、ウィンタースポーツなんかもいいですよね〜。
とにかくフィンランドまだまだ全然足りてないので、新千歳から直行便が出ている間にもう一度くらいは遊びに行きたいものです。
そんなこんなで次回はついにアイスランド編に入ります。
また書き上がるまで時間がかかるかもしれませんが、ゆっくりとお待ちいただければ!