どうもHOSHです。
自転車の清掃で最も手が汚れるであろうチェーンの清掃。
チェーンにはオイルが付着しており、そのオイルが汚れを吸着しているため真っ黒になるのは当然。
しかし汚れたチェーンを放置しておくと、チェーン自体はもちろんチェーンリングやカセットの歯がどんどん摩耗してしまいます。
水を使った洗車がしたくても、場所がなかったりとりあえず軽く洗車したい時ってありますよね。
そんなときにMUC-OFFの水を使わないEBIKE DRY CHAIN CLEANERを使用してみるのはどうでしょう?
この記事では
- EBIKE DRY CHAIN CLEANERとは
- 実際の使用感
- 香りについて
- DRIVETRAIN CLEANERとの比較
などについて紹介しています。
EBIKE DRY CHAIN CLEANERとは
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EBIKE DRY CHAIN CLEANERとは、水ですすぐことなくチェーンの汚れを分解・除去できるMUC-OFFのクリーナーです。
MUC-OFFのチェーンクリーナーと言えば、当ブログでも紹介したことのある黄色いDRIVETRAIN CLEANERがおなじみ。
しかし、DRIVETRAIN CLEANERは最後に水ですすぐことが必須。
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水なしで脱脂という点ではホームセンターなどで100円前後で売られているパーツクリーナーが思い浮かびますが、こちらはMUC-OFF独自の”zero-residue”と呼ばれる技術が使われているそう。(Residue=残余、残余財産、残留物、かす)
これにより、洗浄後は残留物が残らずに揮発することで汚れを完全に除去することを可能としているようです。
水を必要とせず、残留物が残らないことから水を嫌うE-Bikeに適したチェーンクリーナーのようですが、もちろん水場が近くにない場合の洗車にも使用できます。
外観はこんな感じ。
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黒を基調としたスプレー缶、ノズルにワンポイントでピンク色というMUC-OFFらしい配色。
ノズル部分を起こすだけで、ピンポイント噴射。
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またノズル部分は倒したままでも広い範囲に噴射可能。
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実際にチェーンを清掃してみる
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普段チェーンの清掃はX-3 DIRTY CHAIN MACHINEを使用しておりますが、あちらは薄歯専用。
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というわけで、今回は厚歯のトラック用チェーンを使用しているピストバイクを清掃してみます。
さらに効果のほどを確かめるために、あえてブラシ等は使わずにドライチェーンクリーナーとウエスのみで清掃してみようと思います。
汚れ具合
ピストは日々の足として多少の雨なら構わず乗っているため、なかなか汚れています。
と言っても普段はここまで汚しませんが、、。
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チェーンの隙間という隙間に細かい砂が付着しています。
チェーンリングもこのありさま。
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というよりフレームの汚れを見てもらえれば、どれくらい汚れているか分かっていただけるでしょうか?
こちらはコグ側。
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ユーロアジアのピカピカのコグなんですが見る影もないですね、、。
チェーンに直接吹き付ける
さっそくドライチェーンクリーナーでチェーンを清掃していきます。
まずはスプレー缶をよく振り、ありったけ汚れたチェーンにまずはひと吹きかけてみます。
これだけ汚れたチェーンが、、
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一撃でこのくらい汚れが落ちるではありませんか!
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「ホームセンター等で数百円で売られているパーツクリーナーでもこのくらい落ちるんじゃ?」と思う方もいるかもしれませんが、明らかに汚れの落ちが良く感じます。(体感で申し訳ないですが、、)
こんな具合にペダルを回しながらウエスでチェーンを挟み込むようにしてチェーンを清掃していきました。
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ブラシなしでもこのくらい綺麗に
ある程度吹きかけてはウエスで清掃するを2〜3度繰り返してみた結果が以下のとおり。
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少し汚れが残っていますが、ウエスでチェーンを挟み込んで清掃しただけにしてはかなり綺麗になった方ではないでしょうか。
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というより、少し汚しすぎて細かい砂が取り切れなかったというのが大きそう。
洗浄力は申し分ありませんが、やはり汚れの度合に応じてブラシ等をを併用する必要があります。
チェーンを清掃した後は注油もお忘れなく!
香りはかなり強め
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ノズルの先端から勢いよくクリーナーが噴射され、みるみる汚れが落ちていきますが香りは結構強めです。。
すべての製品?に甘い香りを添加しているMUC-OFFですが、こちらは甘いストロベリー臭がします。
好みによるかもしれませんが、わたしには少し甘すぎるかな、、。
さらに洗車後のバイクを屋内に入れるとしばらくの間フワッとしたストロベリーの甘い香りを部屋の中で感じられます。
水を使わない製品のため屋内でも使えますが、香りに敏感な方や家族がいる場合は注意が必要です。
DRIVETRAIN CLEANERとの使い分け
洗浄成分については申し分ないDRY CHAIN CLEANERですが、チェーンの汚れが酷く水が使えるシチュエーションであれば、黄色いDRIVETRAIN CLEANERを使用するのが良いと思います。
というのも、黄色いDRIVETRAIN CLEANERは最終的に水で流すという性質上、細かい砂や汚れが残りにくいです。
一方DRY CHAIN CLEANERは今回のように汚れが酷い場合には速乾過ぎて汚れをかき出すのがやや難しいかなと感じました。(派手にクリーナーを噴射すればこの限りではありませんが)
このため、腰を据えてガッチリと洗車する際は黄色いDRY CHAIN CLEANER。(X-3 DIRTY CHAIN MACHINE)
突然の雨のライド後など軽めの清掃にはDRY CHAIN CLEANERといった使い分けがベターかと。
まとめ
水なしでチェーンまわりを清掃できるEBIKE DRY CHAIN CLEANER。
一般的なパーツクリーナーよりもチェーンを早く綺麗にすることが出来ました。
ただし、汚れが酷い場合はクリーナーの消費が多くなってしまうためDRIVETRAIN CLEANERを使用するなど使い分けも必要と感じました。
水を使用しないため屋内で使用することも可能ですが、 やや香りが強いため十分な換気が必要。
ともあれEBIKEを所有している方にはマストなクリーナーであることは間違いないと思います。