どうもHOSHです!
みなさん冬でも自転車に乗っていますか?
地域差や年によって違いはありますが、ここ北海道で12月中旬ともなれば一面の雪景色。
雪にあまり接したことのない方だと想像がつきにくいかもしれませんが、単純に雪が積もっているだけであれば、一般的なMTBタイヤなんかでも特に問題なく走ることができたりもします。
しかし、北海道の冬道で本当に危険なのは凍結路面。
日中、日当たりがよくポカポカ陽気の日でも夜になったら道がテカテカなんてのは日常茶飯事。
そうなってくると普通のスリックタイヤはもちろん、ゴツゴツとしたブロックタイヤでも一瞬で横滑り。
かくいうわたしも、、、
そんなわけでスパイクタイヤが必要になったため、チームメイトのノブティも使用している『Schwalbe Ice Spiker Pro(シュワルベアイススパイカープロ)』というタイヤを購入してみました。
そこで今回は、『Schwalbe Ice Spiker Pro(シュワルベアイススパイカープロ)』の
- 特徴
- 外観
- 使用感
などについて紹介していこうと思います。
Schwalbe Ice Spiker Pro
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Schwalbe Ice Spiker ProはドイツのタイヤメーカーであるSchwalbe(シュワルベ)が作る自転車用スパイクタイヤです。
- Performance Line(ややお得)
- Evolution Line(ハイスペック)
という2種類があり、使用しているピンの材質やビードの種類などに違いがあり、いずれもチューブレス対応。
なおサイズ展開は以下のとおり。(2019年12月現在)
- 26×2.10(Performanceのみ)
- 27.5×2.25
- 27.5×2.60(Evolutionのみ)
- 29×2.25
26インチで使用したい場合はPerformance一択。
グリップに直結する肝心なピンの数は、27.5×2.25で378本!
ブロックタイヤの飛び出した部分にびっしりとピンが埋まっています。
それでいて一本あたりの重量は835g(Evolutionの場合)と軽量。
ちなみに以前にわたしが使用していた、同じくSchwalbeの『Marathon Winter』は240ピンで920gなので、性能の良さは一目瞭然。
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実物はこんな具合
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立派な箱に入って届きました。
正面にはサイズやEvolutionラインなどの表記があるので、購入の際はまずここを確認すると間違いがないかも。
ちなみにわたしが購入したのは27.5×2.25のEvolutionラインのもの。
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裏面はそれぞれのラインについての説明などが記載されていました。
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Evolutionラインはピンがアルミニウム製になっているそうですが、ぱっと見はわかりませんね。
ただ、絶対に滑らさないという強い意志を感じます。
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ホイールに片側だけはめてみたところ。
EvolutionラインはサイドがLite Skinという軽量に作られているそうで、なるほど薄い感じ。
クリンチャーとしても使用できますが、今回はチューブレス運用してみることに。
ちなみに実は自分でチューブレスのタイヤ交換をするのは初でした。
その辺りの模様についても近日中に公開予定。
実際に走ってみて
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はじめてのチューブレスタイヤ交換に苦戦しましたが、なんとか無事に交換完了。
実際に近所をぐるりと走ってみました。
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この日はとても天気が良く気温も高かったため、ガチガチの凍結路面を試すことはできませんでした。
しかし、雪道を走ってみるとピンがしっかりと固まった雪をとらえてグイグイと進みます。
積雪の状況にもよりますが、いったん停車してからリスタートする際など、ダンシングで急にトルクをかけすぎると空回りすることもあるので、しっかりとタイヤに体重をかけてジワッとペダルを踏むと良いかもしれません。
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確かめる様に色々な角度で曲がってみますが、とても滑るような気配はなし。
抜群の安定感!
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もちろん踏み固まっていないザクザクの雪の上ではスパイクは効きませんでしたが、ブロックタイヤのおかげか変に横滑りしたりといったこともなく。
また、チューブレスにしたおかげで空気圧を下げることができたのでタイヤがブリブリとしなやかに路面に対応してくれました。
- 無数のピンが路面にしっかりグリップ
- 横滑りする気がしない
- チューブレス化により空気圧を下げれる
まとめ
このスパイクタイヤは基本的にMTBでの使用を想定していると思われるサイズ展開ですが、わたしのCrust Bikesのように27.5に対応したフレームであれば問題なく使用できる可能性が高いです。(タイヤクリアランスにもよりますが)
本格的な氷の上は走っていませんが、ちょっとやそっとでは横滑りしない安心感があるので、冬通勤用のMTBなんかに装着すると夏とあまり変わらない感覚で走れそうです。
スパイクタイヤというニッチな製品かつ、実際にピンを打ち込んでいる手間なども含まれるため?決して価格は安くありませんが、安心感を買えると思えれば安いもの。
どうしても外に出るのが億劫になる冬ですが、せっかくならスパイクタイヤを装着して長い冬の自転車ライフも楽しく過ごせるようにしてみては?