先進の機能を取り入れつつ、デザインでは遊び心を忘れないシューズやヘルメットなどリリースし続けるGIRO。
わたしが大好きなブランドのひとつですし、このブログでもたびたび記事にしています。
今回はそんなGIROのSPDシューズのフラグシップモデルである『Empire VR90』をシクロクロスで2年以上使用した結果に基づくインプレッション、おすすめポイントなどを紹介していきます。
GIRO Empire VR90とは
EMPIRE VR90は驚くべき軽さで、ハイパフォーマンスオフロード用バイクシューズに新たなスタンダードを設けました。
靴紐式ワンピースアッパーと、ハイグリップのビブラムラバーがEASTON EC90に続いて採用。アッパーは通気性抜群のテイジン製EVOファイバーシンセティックで摩耗や風化による伸びも無く、究極のフィットとサポートを提供します。
アジャスト可能なスーパーナチュラルフィットフットベッドが、フィット感とアーチサポートを微調整し、ペダルへのパワーを最大限に伝達します。
最近でこそクラシカルなシューレースタイプの自転車用シューズが一般的になってきていますが、その潮流を作ったのは間違いなくGIROだと思います。
ロード用シューズとして不動の地位を確立したと言っても過言ではないEmpireシリーズ。
その流れをくむ『Empire VR90』はテイジン製のしなやかで通気性に優れたアッパーと靴紐の組み合わせが抜群で、万人の足を優しく包み込んでくれます。
インソールはEASTONのEC90カーボンを使用。
これはGIROのロード用シューズのハイエンドモデルにも使用されており、しっかりとした硬さは踏み込んだ力を素直にペダルに伝えることができます。
アウトソールはDannerなどブーツ好きにはおなじみのVibram。
担いで走ることの多いシクロクロスでもVibramラバーのグリップ力はいかんなく発揮されます。
豊富なカラーも魅力のひとつ
そして何より見た目にかっこいいのはもちろんカラーが本当に豊富。
いつも気の利いたカラーやイベント限定モデルなどをマメにリリースするGIROのフットワークの軽さには本当に驚かされます。
わたしのEmpire VR90
これは実際に約2年ほど使用したわたしの『Empire VR90』です。
カラーは『Blue Jewel / Black』という光沢のある真っ青な一足。
先日の北海道シクロクロス第二戦で走ったままなので少し汚れています。
「おまえ担いでばっかじゃん」
というのは置いておいて、これだけ繰り返し泥んこになっても大まかに汚れを落として洗濯機に入れるとツヤツヤのピカピカでにっこり顔を出してくれるのが本当に大好き。
テイジン製のアッパーによるものでしょうか?
ちなみに洗濯ネットはこんな感じのやつです。
洗ってないので流石に裏は汚いですね。
先程のレース写真を見てもわかるとおり、乗れなさそうだったり不安があるとすぐに担ぐわたし。
そんなわたしにはビブラムソールのグリップ力は必須。
使用したことはありませんが、先端部分にはスパイクも装着することが可能。
これももちろん付属しています。
シューズにもよりますがGIROのシューズではおなじみのフットベッド。
土踏まず形にあわせて交換できるものが3サイズ付属。(ひとつ使用中のため写真はふたつ)
シューレースも二種類付属してくるので、ジャージの色やソックスの色にあわせて変更してもいいですよね。
ちなみにGiro Empireの靴紐は別売りで購入することもできます。
あとはこちらもおなじみシューズバッグ。
まとめ
見た目がかっこいいのは当然で、テイジン製のアッパーと靴紐の組み合わせによって履き心地も抜群にいいです。
飽きてきたら気軽に靴紐で遊べるのも○。
価格的には2万円台中盤~3万円台前半くらいで手に入る『GIRO Empire VR90』。
少し高い気はしますが、長く使える間違いのない一足だと思います。
少し高すぎるという方はこちらもおすすめです。