どうもHOSHです。
みなさんバイクパッキングしてますか?
わたしも『いつかはバイクパッキングを!』と思いながら、ツーリング的なバイクにたいそうなカバンを前後に装着してるだけのエアバイクパッカーです恥
とは言え、そろそろデイキャンプかコーヒーアウトサイドに挑戦しようと思いHelinoxのチェアを購入してみたはいいものの、意外に大きくてバイクに装着しているバッグには今ひとつ収まりが悪いではありませんか、、。
そんなわけで、せっかくバイクにダボ穴が余っているので以前から気になっていたProblem SolversのBow Tie Strap Anchor Kitを購入してみましたのでご紹介します!
- Problem Solversについて
- 外観や重さについて
- 使い方について
- 競合ケージとの比較について
Problem Solversとは
Problem Solversはアメリカ・ミネソタ州発の自転車用コンポーネントブランド。
主にスモールパーツを多く取り扱っており、特に他のブランドが取り扱っていないスキマにするっと収まるようなお役立ちパーツを得意としています。
ボトルケージの位置がいまいちな時に使う台座の位置をズラすための台座。
ビンディングペダルを簡単にフラットペダル化できるもの。
26.0mmのハンドルを31.8mmのステムで使用するためのシム(わたしも使用中)などなど、いずれも便利アイテム揃い。
Bow Tie Strap Anchor
そんなスキマ産業的(褒めてる)パーツが得意なProblem Solversが放つバイクパッキングにぴったりなパーツがBow Tie Strap Anchor(以下アンカー)。
その名の通り見た目も大きさもボウタイのようなフォーマルながらも可愛いルックス。
フレームやフォーク、ボトルケージ台座などのダボ穴に直接取り付けることが出来るこちら。
写真のようにVOILEストラップなどを通すことで、様々なものをフレームにくくり付けて持ち運ぶことが可能となります。
持ち運ぶ対象物に密着するため少し曲げられています。
アルミ製で本体と付属されているネジを合わせて21gと非常に軽量なため、重量を気にするシリアス寄りなバイクにも最適ではないでしょうか。
使い方について
ダボ穴に装着×2
ボトルケージ台座などのフレーム上にあるダボ穴にネジ1個で固定します。
一点留めのため、しっかりとアンカーを手で押さえておかないと締め付ける際にクルクルと回ってしまうため注意が必要です。
向きについても目測で合わせる必要がありますが、フレームやフォークに対してなるべく水平にするのが一番固定力を発揮できるはず。
締め付けトルク(締め付ける強さのこと)は2.3Nmと記載があるため、思い切り締めてダボ穴を駄目にしないよう気を付けてください。
「どのくらいの力か分からない!」という方は自転車用にトルクレンチを用意すると間違いないので、ひとつ持っておくと良いかも。
ストラップの通し方
付属してくる取扱説明書を見るとフレームやフォークと一緒にぐるっとストラップを回すのがメーカー推奨の使用方法の様です。
おそらくネジ一本留めというシンプルな構造上、一緒にストラップを巻かないと緩みの原因になるのではないでしょうか。
固定したいものが大きくてストラップの長さが足りない場合は写真の様にフレームやフォークを通さないという選択肢もありますが、メーカー推奨の使用方法ではないので念のためご注意を。
固定する
ライド中に落下しては大変なのでしっかりと締め付けましょう。
思いっきりストラップを引っ張りましたが、アンカー自体はしっかりと作られており、余程のことがない限り曲がったりすることはなさそうです。
VOILEストラップの性能によるところが大きいと思いますが、しっかりと締め上げればまったく落ちる気配がありません!!
なお余ったストラップは写真の様にしてあげると邪魔にならないかと。
こちらはボトルケージ台座にNalgeneボトルを固定してみた図。
Anything Cageなどとの使い分け
バイクパッキングに比較的よく使われているであろうSalsaのAnything CageやKing CageのManything Cage、Black Burnなどのケージ型のマウントシステム。
アンカーとケージ型との大きな違いはその形。
一般的なケージ型マウントは当然ながら底の部分が荷物を受け止める形になっているため、ある程度重さのあるものにも耐えることが出来ます。
アンカーとVOILEストラップの組み合わせもかなりの固定力を発揮しますが、硬くて凹凸の少ないツルツルしたものの固定にはあまり向かないと思われます。
例えばスタンレーの1.9リットルグロウラーはそれだけで1kgくらいの重量があるため、水分を満タンまで入れると約3kgもの重さに。
メーカーによるとアンカーの最大積載3ポンド(約1.3kg)までのようなので、ヘリノックスなどのチェアや軽量のテント・タープなどに使用するのが正解だと思います。
また、ケージ型のものと比較すると積載していない状態でもバイクのルックスにそれほど影響を与えないため、ヘリノックスやシュラフ程度の荷物しか積載しないのであればアンカー一択ではないでしょうか。
まとめ
軽量かつバイクのルックスに影響を与えない小さな力持ちなアンカー。
それもこれもVOILEストラップの固定力あってのものだとは思いますが、非常に便利な逸品です。
今の所Amazonでは取り扱いがなく、ネットショップだとブルーラグやサークルズ等で販売されていますが結構すぐに売り切れてしまうんですよね。
間違いなく手に入れたい方はお近くのバイクショップに問い合わせてみるといいかも。
わたしは年末サークルズのセールで安く手に入れて感動したので買い増そうと思ったらどこも売り切れ汗
雪が溶ける前にどこかで確保しようと思います!