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RAPHA GORE-TEX INFINIUM JERSEY|ジャージの概念を変えるジャージ

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どうもHOSHです。

寒い時期のライド何を着ていますか?

どんな車種に乗るかやライドの強度にもよるため、一概にこれというのは難しいと思いますが、冬の冷たい風をどのように対処するかがカギになるのは間違いないでしょう。

ウルトラライトダウンの様なものを着れば暖かさは間違いありませんが、汗抜けが悪く湿気の対処に頭を悩ますことに。

かといって薄手のウェアをたくさん重ねても洗濯物が増えたり準備が面倒だったりと悩みは尽きません。

薄手で防風、透湿性に優れたウェアがあればと思っている方も少なくないのではないでしょうか。

そこで今回はGORE-TEX INFINIUMという素材を使ったRaphaのを使ったPRO TEAM LONG SLEEVE GORE-TEX INFINIUM JERSEYを紹介してみようと思います。

GORE-TEX INFINIUMとは

ジャージの説明に入る前にGORE-TEX INFINIUMという素材について。

ここ最近よく耳にするようになったGORE-TEX INFINIUMは2018年に登場した比較的新しい素材。

従来のGORE-TEXと違い防水性はありませんが、透湿性はもちろんのこと特に防風性に優れ冷気をシャットダウン、さらにしなやかな着心地を実現しているのだとか。

防水性はないと言いながら耐水性はあるため、試しに水をかけてみると気持ちいいほど水を弾きます。

最近ではファッションブランドのアウター素材としても使われています。

【P10倍】GORE-TEX INFINIUM FIELD DOWN VEST – BROWN (BW-18022W) DAIWA PIER39(ダイワ ピア39)

PRO TEAM LONG SLEEVE GORE-TEX INFINIUM JERSEY

非常に長い名前のこちらのジャージですが簡単に言えばGORE-TEX INFINIUMを使った長袖ジャージ

ちなみに『PRO TEAM』というのはレースフィットで体にぴったりとフィットして空気抵抗も少ないラインという事。(ゴシック体のRAPHA表記もプロチームだけ)

各プリントはすべて反射素材

肌触りはや質感はジャージと言うよりはジャケットに近い感じ。

前述のとおりGORE-TEX INFINIUMは冷気をシャットダウンする高い防風性と透湿性がウリ。

このため、従来『ジャケット+ジャージ+ベースレイヤー』といったレイヤリングのところ『インフィニアムジャージ+ベースレイヤー』という感じの運用が可能に。

防風・透湿してくれるので、あとは気温によって着用するベースレイヤーをメリノにしたり化繊のものにしたりといった具合に調節する感じ。

脇の部分はより薄い素材を使用。

寒い時期に着るつもりなので、脇とはいえここまで薄くしなくても良いのですが実際にライドしてみないと効果のほどは不明。

ウェスト周りも指が透けるほど薄いです。

背中部分の内側はずり上がり防止の滑り止め加工。

袖はこんな具合でしっかりと締まっているため時計などする場合やや窮屈かも?

おなじみのメッセージはこんな感じ。

ジャージ一枚で冷気をシャットダウンできるからこそのメッセージ?

サイズ感など

身長174cmの68kg、ガッチリ目な体型でMサイズを着用。(普段のRaphaジャージもMサイズ)

インフィニアムは通常のゴアテックスよりもしなやかとはいえ、一般的なジャージより伸縮性に乏しく普段のRaphaのMサイズよりもやや窮屈な印象。

ただし、ドロップハンドルを持つようにして腕をグッと前に出し前傾姿勢(ロードバイクの乗車姿勢)を取ると、この窮屈さはなくなります

このため、自転車以外の用途に使用したり、休息時間の多い様なファンライドにはやや不向きかも。(レース用ジャージなので当然ですが)

背面のポケットは3つありますが、ここもかなり薄い素材のため入っているものがかなり透けています。

ポケットの伸縮性もほとんどないため、長距離のライドでポケットに補給食を満載したり先の尖った工具なんかを入れる際は注意が必要かも。

さらに伸縮性が乏しくタイトなため、体が硬い方は背中のポケットからものを取り出すのがかなり困難だと思います。

全く取り出せないということはありませんが、フレームバッグやトップチューブバッグなどを併用するのがベターかもしれません。

防風性について

北海道は真冬(撮影は2023年1月7日)。

ロードバイクに乗ってハイスピードなライドは難しかったため、クロスカントリースキーで使用してみました。

この日の気温はマイナス2℃くらい。

インフィニアムジャージの下にはRaphaの長袖メリノベースレイヤー、下半身には同じくRaphaのウィンタータイツを着用。

さすがに動き始めこそ多少の寒さは感じるものの、まずはその防風性能の高さに驚きます。

さらに体温が上がり汗をかいてもゴアテックスらしく湿気がこもらず不快感は皆無

ちなみに時速にして15km/h程度。

人によって寒さの感じ方は様々ですが、マイナス気温でも長袖のメリノベースレイヤーで動きにくさ以外に全く不満を感じませんでした。

まとめ

GORE-TEX INFINIUMという素材を使ったRaphaの長袖ジャージである、PRO TEAM LONG SLEEVE GORE-TEX INFINIUM JERSEY。

従来のゴアテックスと比較すると防水性はないものの十分な耐水性を持ち、特に防風性と透湿性に優れたジャージです。

雨天時に乗る事は稀ですし、これだけの耐水性があれば急な天候変化で慌ててジャケットを着る必要もなく、天候の変わりやすい春秋のライドに活躍してくれそう。

伸縮性があまりなく乗車姿勢以外ではやや窮屈に感じるため、ファンライドみたいな用途には不向き。

寒い時期は着用するウェアが増え、ライドに出かけることが億劫に感じる事も多くなりがちですが、中に着るベースレイヤーだけ選べばいいので、わたしの様な面倒くさがりには最適かと。

価格こそ定価で36,000円と決して安くはありませんが、ジャケットとジャージを買うと思えばむしろ経済的?

ジャージながらアウターとして着用し、冷たい風から身を守り湿気を素早く排出してくれるGORE-TEX INFINIUM JERSEYはこれまでのジャージの概念を変えるジャージではないでしょうか。

気になる方はぜひお試しください。

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