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北海道CX今年のレース予定/レース数が少ないデメリットとは?

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どうもHOSHです。

早いところでは梅雨明けした地方もあるらしいんですが、みなさんのお住まいの地域はいかがでしょうか?

北海道はぐぐっと雨予報が増えて「まさかの蝦夷梅雨、、?」といった様相。

来週末7月7日にはRapha札幌のオープンも控えているので、それまでにはカラッと北海道らしい天気に戻ってほしいですね。

今年も7月にRapha札幌が期間限定オープン昨年7月、札幌に期間限定でオープンしていた Rapha札幌 が今年も7月7日(土)~29日(日)の間オープン...

 

さて、北海道で唯一開催されているAJOCCレース、

『北海道シクロクロス』(通称【ドウクロ】)

北海道シクロクロス実行委員会より正式に今シーズンのレースについてアナウンスがありましたので、

今シーズンの開催予定

北海道のシクロクロス事情

について併せて紹介していこうと思います!

※追記:一部内容を訂正しました

※2018/08/16追記:AJOCC残留基準が変更になったため古い情報です!

 

今シーズンは3戦開催予定

今シーズン北海道シクロクロスは3戦開催予定の様です。

詳細は下記の表を参照。

日程会場
第一戦9月30日月形町(予定)
第二戦10月21日長沼町ハイジ牧場(確定)
第三戦11月11日月形町(予定)

道南や苫小牧あたりならもう少し開催出来そうですが、札幌近郊からの参加者が多い様なのでここら辺が無難でしょうか。

しかし、昨シーズンまでは2戦しかなかった事を考えると1.5倍!
しかも新しい会場も増えていますね。

期待しましょう!

 

レース数が少ないデメリットについて

北海道のシクロクロスレースについてご存知ない方のために説明すると、

北海道でAJOCCのシクロクロスシリーズはこの北海道シクロクロスただ一つです

しかも、11月末ともなれば平地でも雪が積もりはじめる北海道。
先ほども書いたとおり、昨シーズンまで北海道で開催されるAJOCCのレースはたったの2戦でした、、、。

しかし2戦しかないとなると色々な問題があります。

AJOCCの昇格・残留ルールについて

AJOCCの昇格ルールについて

新規参加は基本的にC4からはじまります。
ただし、ロードやMTBレースの実績によりC3又はC2からの参加を認めることがあるそうです。

カテゴリー間の昇格については下記の表の通り。(AJOCCサイトより

出走人数昇格人数⇒C1昇格人数⇒C2、C3
10人未満昇格無し昇格無し
10~19人1名1名
20~39人1名2名
40人以上2名3名

C4については明記されていない様に見えましたが、もしかしたら見落としかもしれません。
ちなみに以前わたしが出場した大会ではC2、C3と同様の昇格基準だったように思います。

出走人数によって昇格人数が増減します。

また、下記の様な特例もある様です。

特例措置

出走が5~9名だった場合は2勝することで昇格

AJOCCの残留基準についてもチェック

※2018シーズンからポイント制になったため古い情報です

昇格だけじゃなく、もちろん降格することもあるのが自転車レース。

残留するためのルールも明確化されています。

  • 出走人数を基準にして1/4(25%)以内の順位 1回以上の実績を残した者
  • 出走人数を基準にして2/3(66%)以内の順位 3回以上の実績を残した者

上の残留基準を満たさない者はシーズン終了後に降格となります。

いわゆる残留チケットと呼ばれるやつですね!

※追記:そのシーズン昇格した人は次のシーズンまでカテゴリー維持されるそうです。

これを踏まえて例を挙げてみる

 

追記:昇格したシーズン中には降格しないそうです!

レース少ないと大変という部分だけ参考にしていただければ!!

 

今年からシクロクロスをはじめたH君。

北海道シクロクロスのC4にエントリーしました。

H君
H君
はじめてのシクロクロスだけど頑張るぞ!

 

レース当日。
この日のC4の出走者は15名

 

なんとH君は天性のシクロクロステクニックで見事優勝!
一発昇格を決めます。

H君
H君
いきなり優勝して昇格できた!C3もこの調子でいくぞ!

 

次のレースはもちろんC3で出走。

 

そしてC3のレース。

 

H君は残念ながら最下位。。。
C4との格の違いを思い知らされます。

H君
H君
くそー!やっぱりC4は違うな、、。

 

ここで前述のAJOCCの残留ルールを一度確認してみましょう。

・出走人数を基準にして1/4(25%)以内の順位 1回以上の実績を残した者
・出走人数を基準にして2/3(66%)以内の順位 3回以上の実績を残した者

今回最下位だったH君はこのままではC3に残留することができません!

H君
H君
次のレースこそは残留決めるぞ!

しかし北海道のレースはこれで終了

残留チケットを得るためには猛者揃いの北海道外のAJOCCレースへ遠征するしかありません。

しかしH君はシクロクロスマシーンを購入するのに全財産を使い果たし遠征するほどのお金はなく、泣く泣く来シーズンC4からやり直す事に、、、。

H君
H君
来年またC4からなんて、、。

 

この様にレースが少ないと、せっかく昇格しても残留できないなんて事になりかねません。

また、シクロクロス人口が少ない北海道。

C3出走者が5名に満たず優勝しても昇格できないなんて事もあり得ます、、、。

 

とにかくレースが増えるのは良いこと!

北海道のシクロクロス事情について何となくご理解いただけたでしょうか?

もちろん道外にガンガン遠征できるだけの、財力と時間さえあればなんて事ない問題ですが、なかなかそうもいきませんよね。

たかが3戦、されど3戦。

 

レース数が増えればこういったメリットがあると考えられます。

レースが増えるメリット
  1. 競技人口が増える
  2. C4の人数が増えて、C3に昇格する人も当然増える
  3. C3の出走が5名以上になる
  4. 北海道でC2、C1に昇格できる様になる
  5. 道外から残留チケットを取りにくるシクロクロッサーが現れる
  6. 北海道のシクロクロスレベルが向上する
  7. 日本のシクロクロスレベルの底上げにつながる

最後は若干大げさですがw

風が吹けば桶屋が儲かる=レースが増えれば競技人口が増える

レースが増えるのはメリットしかないと思います!

 

まとめ

とにかく今年も北海道でシクロクロスが出来そうで一安心。
NWCTはシクロクロス好きが多いので本当に嬉しい限り。

レースが増えれば北海道の競技人口が増えて、さらにレース数が増えるかもしれません。

シーズン開始まではまだ時間がありますが、今からシーズン開始が待ち遠しいですね!

 

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私を月形CXに連れてって どうもご無沙汰しております。 もはや更新が年に数回ペースになって久しいのでいちいちご無沙汰っていうのもこれでやめにしよう...
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