以前MASH workを組み上げたエントリの時に『シングルスピードでシクロクロスなんかも良いですね』なんて書いたんですが意外に早く実現しました。
自分にとってははじめてのシクロクロスレースである
シクロクロス東京に参戦してきました!
ちなみに記事中の特にクレジットのないflickrの素敵な写真はsteadfastことササーキーによるもの。
それ以外で特にクレジットの入っていない写真は私の撮ったものです。
- 東京に行くまで
- 東京一日目
- 東京二日目(レース当日)
- 三日目(観光&帰着)
- 最後に
東京に行くまで
昨年の暮れチームメイトとの飲み会の席でシクロクロス東京の話が出て、せっかくチームのスキンスーツ作ったんだしみんなで行こうよと乗せられ(酔っぱらって勝手に盛り上がってた?)、『飛行機もホテルとパックならそんなにしないし、MASH workも思ったより安価にSSCX化出来るんじゃないか?』と勘違いしたのが事の発端。
やはり年末の忘年会シーズン、酔った勢いで私のシクロクロス熱の全てをwebショップのカートにぶつけました。
後でクレジットカードの利用明細を見て愕然としましたが、本当に大変だったのはここからでした。
届かないパーツ、なめるネジ、足りない工具、、、実際にシクロクロスマシンが組み上がるまで本当に色々な事がありました。(相当に勉強にはなったがおとなしくショップに頼めば良かった)
MASH workのSSCX化ついては需要があるか分かりませんが、せっかくなので別でまとめたいと思います。
そんなこんなでCinelli x MASH Work Frameシングルスピードシクロクロス仕様が完成したのがレースの一カ月前を切った頃。
色々と相談に乗ってもらったり、直してもらったりとサムズバイクさんには本当にお世話になりました!
初心者が自転車を組み替えた記録はこちら
チームメイトと毎週末早朝極寒の公園で北海道シクロクロス界のレジェンドの熱心な指導の元、チャリを担いだり、チャリに飛び乗ったり、チャリを持って障害物を飛び越えたり、、、とシクロクロス的なトレーニングに勤しみました。
今年は冬場のローラー台もさぼり気味だったため、やはりチームメイトとランニングやクロスカントリーに通い体力増強にも励みましたね。
東京一日目
あっという間に当日。
天気もよく無事に飛び立つ飛行機。
そして東京着。
預けた荷物と自転車も無事に受け取りモノレールに乗り込みます。
目的の駅から外に出ると雪はないものの『あれ?なんだか寒い、、、』
暑がりだし気温低めと言ってもプラス気温だろ?と完全に舐めていましたね笑
さらにあまり調べないでホテルを決めた私は駅から結構歩く羽目に、、。
何事も勉強です。
ホテルに向かう途中偶然トラックバイクトリックの聖地芝公園が!(FGFSっていうより以前の感じですよね)
東京に来た事を実感した瞬間であります。
チェックインまで時間があったのでみんなで東京観光へ。
観光で東京に行った事なんてほぼ無いのでチームメイトの後ろにくっついて自転車を走らせました。
photo by ぎょうちゃん
Rapha Tokyo
福田さんもお元気そうで何より!
Raphaのアイテムを実際に手にとって見れるのはいいよな~。
盆栽自転車店
いつもインターネットで拝見していたお店に行くことができて感激。
店主の吉田さんにはレース会場でも大変にお世話になりました。
そしてその晩ニセコ以来で矢野さん、モトジさんともがっちり飲むことが出来ました!
レース前日なのに日付が変わるまで飲んでしまったのはご愛敬。
東京二日目(レース当日)
目覚ましが鳴って起きると自分の酒臭さに引きました、、。
何とか用意して集合するも全員ぐったり。
とりあえずレース会場へ。
会場に到着すると参加者と思しきライダーや出店ブースがちらほら。
photo by Takuro Masumori
我々チームと言えば『寒い、、』『具合悪い、、』の繰り返し笑
受付が開始されるころには見たこともない数のライダーとブースの数々!
さすがは東京で行われるレース!規模が違います!
天気も良くて最高でしたね!(寒い時間帯もあったけど)
試走もこれまた体験したことのない台数。
砂も全然乗れない、、、。
とにかく不安しかない、、、。
・C4-A
そしてレース開始。
ハヤマちゃんとレジェンドが出走。
せっかくいい位置のゼッケンをゲットしていたにも関わらず点呼に遅れて後ろの方に回されたハヤマちゃん。
それでもシングルリザルトを残す辺りはさすが。
・C4-B
そしていよいよ私とノブティさんの出番。
私は二列目スタート、ノブティさんはやや後ろでスタート。
最初の砂区間では早速複数の落車が発生。
直線の舗装路スタートで直角カーブ後即砂区間は中々に鬼畜。
巻き込まれはしなかったものの、早速シクロクロスの洗礼を浴びます。
砂でうまく乗る自身がなかったためかなり頑張って走りました。
舌はわざと出してます。念のため。(ジョーダン世代)
photo by Takuro Masumori
クリンチャーで参戦のため林区間ではリム打ちに特に気をつけながら着実に走りました。
そして一周目が終わり二週目の林区間に差し掛かったあたりで後輪に異変が、、、。
騙し騙し走るも明らかに後輪がおかしかったため、一旦おりて確認すると明らかにパンクしているではありませんか!
それでもと思い走り出しますが、林を抜けた舗装区間でさすがに乗っていられなくなり、そっとコースの外に。涙
初のシクロクロスは無念のDNFとなりました。。。
ノブティさんは終始安定した走りをしていたんではないでしょうか。
私と同じく初出場ながら完走素晴らしい!
さあ!レースが終わったら後は楽しむのみという訳で解放感からビールを飲のんだり、GIROブースで試着したり、J-POWに接近したりと満喫しまくり。
・C3
やや時間が空いて我がチームの最後を飾るC3レース、ジェイの登場です。
シクロクロスがあまり盛んではない北海道にあって、一昨年の野辺山C4で優勝を飾った男。
実戦から遠ざかって一年以上?
『なんとかC3残留出来ればいいね。』
そんな心配は不要でした!
終始2位争いを繰り広げ、そのまま見事に2位でゴール!
『故郷に錦を飾る』っていうのはこういう事ですかね。
本当に素晴らしい!
ウルッときてたのはここだけの話。
・C2&C1
ブルーラグさんはみんな足が揃ってて目立ったなあ。
チームキットもかっこいいしcadenceとかphillのロゴ入ってるのもずるい!笑
C2はもちろんC1は私の走っていたC4とは全くレベルが違いましたね~。
スピードが速いのはもちろん砂もしっかり乗るしSNS等で拝見する方が多数いらっしゃいますし。
いつかは私も?そもそもシクロクロスを続けるのか?
じっくり考える必要がありそうです。
・レース後
レース後は我々の宿泊地でもあったサラリーマンの街新橋で盛大に打ち上げ。(上尾への終電の時間だけが心配な飲み会でした)
チームブルーラグのみなさん大変お世話になりました!
お店にはまたゆっくりとお邪魔します!
三日目(観光&帰着)
朝からハヤマちゃんとデート♡
私の最も懸念していた人ごみがそこにはありました。
また暫くは来なくていいかな笑
ササーキーお勧めのブリトーをテカテでいただきました。
札幌にも気軽に行けるブリトー屋さんが欲しいところ。(ブリトーとビールで簡単なポイントレースの為にも)
観光も終わり荷物をまとめモノレールに乗り込みます。
若干の遅延があったものの無事に飛行機も飛びそう。
photo by ぎょうちゃん
最後の乾杯。
さらば東京!
最後に
後半駆け足になってしまいましたが、以上が私の体験したはじめてのシクロクロスでした。
肝心のレースは残念ながら完走する事が叶いませんでしたが、東京に滞在した三日間は北海道に籠っていては到底得られなかったであろう体験ばかりでとても刺激的でした。
レース会場では『北海道!』とたくさん声を掛けていただいて本当に嬉しかったなあ。
実は毎年の様に道外へ遠征して泥んこになってるチームメイトを見て物好きだなあなんて思ったりしていたんですが、これなら納得です。
今後シクロクロスを継続していくかどうかはお財布と要相談ですが、またあんな体験が出来るのであればわざわざ自転車を積んで飛行機に乗る価値は十分にあると今では思います。
Rapha、盆栽さん、ブルーラグのみなさんには最初から最後まで本当にお世話になりました。ありがとうございました。
いつもサポートしてくれるぎょうちゃんにも感謝!
はじめて会った方や久しぶりに会った方、声援を送ってくれた方々、北海道にもぜひ遊びにきてください!(特に今年の7月末あたりに自転車を持って、、、)
そして今回シクロクロス東京に誘ってくれたNWのみんな本当にありがとう!おかげで私も物好きになりました!笑