どうもHOSHです!
みなさんアドベンチャーしてますか?
わたしは相変わらずワールドツアーと家事の狭間の限られた時間をかいくぐって精一杯のアドベンチャーに出かけていますよ!
さて、最近わたしはカメラにハマりつつあり、アドベンチャー的なライドの際には調子に乗ってカメラを背負ってライドに出かけたりしています。
しかしこのRIDE&SHOOTなスタイル、軽いレンズを装着しているならともかく重いレンズをぶら下げていると、カメラがすぐにズレてきてめちゃくちゃ自転車に乗りづらいのです。。
しかも木にぶつけたり、万が一落車でもしたらバイクは無事でもカメラとレンズが、、、。
そんなわけで、カメラの取り出しやすいハンドルバーバッグを探していたわたしが目をつけたのは、おなじみULTRA ROMANCE師匠がSwift IndustriesとコラボレーションしたFabio’s Fanny。
そんなわけで今回はカメラバッグでありながらハンドルバーバッグでファニーバッグでもあるFabio’s Fannyを紹介します。
Fabio’s Fannyとは
Fabio’s Fannyとは、Ultra Romanceとシアトルの自転車用バッグブランドSwift Industriesがコラボレーションした、ファニーバッグにもなるハンドルバーバッグです。
ハンドルバーバッグでありながら、随所にカメラが使用しやすい工夫がなされておりカメラバッグとしての利用もできる代物。
ファニーバッグというのはいわゆる一昔前で言うところのウェストポーチの様なバッグ。
腰に巻いてカメラをサッと出して、撮影したらすぐにしまうなんて使い方も可能なんです。
ノリノリなロマンス師匠。
ちなみに有名すぎるためわざわざ説明する必要もなさそうですが、この両者のコラボレーションは以前にもFabio’s Chestという形で実現しています。
Fabio’s Fannyの細部
リリースするタイミングやサイズによって2種類の素材があるFabio’s Fannyですが、今回購入したのはX-Pacのモデル。(コーデュラナイロンモデルも有り)
UL系のバッグなどでよく目にするX-Pacですが、ヨットの帆からうまれた3層構造の素材で軽量かつ撥水に優れているため、ハンドルバーバッグはもちろんカメラバッグとしては最適。
ちなみに今回わたしが購入したのはFabio’s Fannyの日本未発売カラーであるNavy Blueのラージサイズ。
幅は約350mm、高さは約200mmなので一般的なロードバイクには少し大きい(タイヤに干渉する)と思います。
早くからFabio’s Fannyに目をつけていましたが、BLUE LUGに入荷しても割とすぐに売り切れてしまうため、本国のUltra Romance師匠のショップであるRonsBikesをしつこくチェックしていた6月頭。
今まで見たことのないカラーがプレオーダー中だったので飛びつきました。
最初は「7月初週には発送するぜ」と言っていたロマンス師匠ですが、コロナの影響で「8月くらいになりそう」と連絡があり、、。
「ごめん!やっぱりもうちょっと遅れそう、、9月にはなんとか、、」
と繰り返し丁寧なメールが届き信じ続けた結果、やっとの思いでゲットしたのがわたしのFabio’s Fanny。
海外から、わざわざ手書きのメッセージ付きはCadenceのDUSTIN以来かな?
国内だとCUP AND CONEの依田くんも丁寧にお手紙を書いてくれていた記憶がありますが、これって素直に嬉しいんですよね!
さてさて少し脱線してしまいましたが、細部の説明を再開します。
正面のフラップはこのようなマグネット式のバックルに。
近づくとパコッと吸い付き、外すときはスルッとノンストレスですが、上方向には引っかかりがあるため荷物が多くて勝手に開いてくるということはなさそう。
このバックルは2箇所あるため、荷物の量に応じて使い分けることができます。
さらにバックルの上には止水ジップを使用したフロントポケットも。
メインコンパートメント(1番大きな部屋)も軽いマグネットで留まるようになっており、さらにぐるりとウレタンが敷き詰められているためカメラにも優しい仕様。
内側にもジップの付いたポケットがあるので、メモリーカードや予備のバッテリーなどをいれておけます。
また、マジックテープ付きの仕切りを自分で買えば完全にカメラバッグ的な使い方も可能です。
サイズは確認が必要ですが、こんな感じの仕切りが使えるはず。
写真はちょっとアレですがカメラを入れたところはこんな感じ。
分かりにくいですがまだまだ余裕があるのでレンズも入ります。
ちなみにカメラはSONYのαというミラーレス一眼。
写真がわかりにくいですが、フラップとメインコンパートメントの位置関係はこんな具合。
サイドにはショルダーベルトを取り付けるためのループも。(ベルトは別売り)
ループのすぐ下の黒いベルト状の部分にはSwift Industriesのポーチをつけられるようになっており必要に応じて拡張も可能。
後ろ側。
ファニーバッグにした時に体に当たる部分はメッシュ状になっており通気性に配慮。
メッシュ状の裏側にファニーバッグ用のベルトが収納されています。
ハンドルバーに固定するためのベルト。
わたしが所有している大型なFabio’s Chestと比較するとかなり小さいですが、そもそもそれほど重いものを入れる想定ではないためでしょうか。
ちなみにこのバックル部分はこのように簡単に開放することができ、
すぐにハンドルバーから取り外すことが可能。
マジックテープで留めるものも多い中で、このギミックには感動しました。
ヘッドチューブにくくりつけて左右に振れるのを防ぐためのゴムも脱着しやすさを意識しています。
- マジックテープではなくマグネットを使用したつくり
- 自転車から降りて持ち運ぶことを意識してか脱着しやすい
- カメラバッグとしてのポテンシャルも高い
Fabio’s Fannyを装着してみた
そんなわけで届いて早々、ウッキウキで近所の林で撮影してきました!
この写真を見ただけでドロップハンドルに付けてもかなり余裕あると思わないでください。
わたしのハンドルはブラケット部分で520mmもの幅があります故。
正直ここまで広いハンドルでなくてもこのバッグを装着することは可能ですが、この独特なスペース感も含めて気に入っています。
サイドから見ると、スペーサーとステムでハンドルをめちゃくちゃカチあげてるのが分かると思います。
ロードであればよほどヘッドチューブの長いフレームでしか使えないと思うので、ご自分のバイクのサイズをよく測ってみてください。
ヘッドチューブに巻きつけた振れ止めのゴムのシンプルな感じもいいですね。
サドル側から見たところ。
色味を合わせることが苦手なことに定評のあるわたしですが、ところどころに青を入れていたので落ち着いた感じでまとまったのではないでしょうか。
後ろから見てもこの通り締りましたね!
まとめ
最近は写真を撮るのが楽しくなってきたので、このバッグを購入したことでよりRIDE&SHOOTが捗りそう。
もともと持っていた大型なFabio’s Chestと比較するとマジックテープを使わずすぐにバイクから外して撮影に挑めるような工夫を随所に感じました。
重いものを収納することを想定していないからこそのマグネットづかいが本当に使いやすいので、今後バイクパッキングをするとき以外はこのバッグでじゅうぶんかも。
現在ブルーラグでは売り切れとなっており、ロマンス師匠のショップでも売り切れのため興味がある方はいずれかのサイトをしつこくチェックする必要がありそうですがカメラと自転車が好きな方にはマストなバッグではないでしょうか!